イリーガル 3巻

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あらすじ

▼第1話/大組織の片隅▼第2話/バンコクの罠(前編)▼第3話/バンコクの罠(後編)▼第4話/透明な欠陥▼第5話/道を継ぐ者▼第6話/不良債権40億▼第7話/何処へ還る▼第8話/裁かれし者●登場人物/津田英次(東西電気総務部用度係長。実は会社に振りかかるトラブルを極秘裏に処理する特殊社員“イリーガル”)、星野凛子(東西電気開発課長補佐。電子工学に長けた優秀なハッカーでもある)、芹沢(東西電気相談役。英次の過去や“イリーガル”としての働きを知る数少ない人物)、長谷部澄雄(東西電気社長。英次の義理の弟でもある)●あらすじ/東西電気の株価が下落した。東西電気の手形がヤミ金融へ流れたことが原因らしいと知った芹沢は、さっそく英次に手形の所在を調べ、買い戻すように命令する。英次は昔のツテを頼って、ことが公になる前に手形の回収に成功する。しかし、取り戻した手形を調べてみると、ヤミ金融へ売り渡したのは東西電気創業当時からの下請け会社「家田精密」だった。ほかの下請け会社よりも優遇されているはずの「家田精密」が、そこまで追い詰められるのはおかしいと感じた芹沢と英次は凛子に家田精密の経営状況を調査させる。その結果は……(第1話)。

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