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「さあ、ワトスン。出発のときだ」“エピローグ”は、愛する英国のために。ホームズが活躍するイギリスにも、世界大戦の不穏な予感が忍び寄る――。隠退し、田舎で暮らしていたホームズが、最後に手がけた祖国のための一仕事とは?(「最後の挨拶」)様々な思惑が渦巻く屋敷での奇妙な事件「ウィステリア荘」、兄のマイクロフト・ホームズも登場、語り継がれるトリック「ブルース・パーティントン設計書」、姿を見せない下宿人の謎「赤い輪」、ホームズとワトソンの友情の深さが垣間見える「悪魔の足」や「瀕死の探偵」等、全7篇を収録。
全9冊