檻の中の裁判官 なぜ正義を全うできないのか

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あらすじ

元判事、ベストセラー『絶望の裁判所』著者による、司法批判の集大成!平成の司法制度改革は大失敗!? 政府と電力会社に追随した根拠なき「原発再稼働容認」、カルロス・ゴーン事件で改めて露見した世界的に特異な「人質司法」、参加者の人権をないがしろにした「裁判員裁判」、国家が犯人1人に責任を押し付ける「死刑制度」……閉ざされ歪んだ司法の世界にメスを入れ、改善への道を示す!● 出世コースに乗れば生涯収入7億超えも!「天下り」もあり、国家に逆らえない。● 無罪判決や行政に不利な判決を出した判事たちは人事や異動で報復を受けた。● 在野の法律家から判事を選任する「法曹一元制度」を活用し、“市民のための司法”を取り戻せ!〈目次〉第1章 個人としての裁判官とその問題第2章 官僚・公人としての裁判官第3章 裁判官の仕事とその問題点第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来

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