心がつながるのが怖い 愛と自己防衛

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あらすじ

前著『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』がベストセラーとなったデンマークの心理セラピスト、イルセ・サンの第二弾心の奥底では愛情に満ちた関係を築きたいのに、相手から遠ざかるような言動をとる人がいます。関係が壊れて傷つくことを恐れるあまり、最初から関係が深まらないようにしてしまうのです。著者はそれを「自己防衛の戦略」と呼びます。幼い頃に、親から十分に愛情を受けなかったことが原因で自己防衛の戦略は生まれます。自分の感情と距離を置き、他者と距離を置くのが自己防衛の目的です。大人になって心が強くなり、もう自己防衛は不要になっているのに自動的に戦略が作動し、自分の感情を感じず、他者と離れようとしてしまうのです。著者は自己防衛の戦略について、豊富な事例とともに丁寧に解説します。そして、自分の本当の感情に気づき、自分を受け入れ、他者を受け入れても大丈夫だと読者に語りかけていきます。人間関係に悩む人にとって、心が軽くなる一冊になるはずです。

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