第三之書 パンタグリュエル物語

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あらすじ

パンタグリュエルは無可有郷(ユトピー)国人約100万人を乾喉(ディプソディー)国へ植民させる。また功績著しいパニュルジュを肉雑炊(サルミゴンダン)領の城主に任命する。だがパニュルジュは莫大な金をあっという間に蕩尽、小言をいうパンタグリュエルと「借金論争」を繰り広げる。それが終わるとパニュルジュは結婚はしたいが、何としてもコキュにだけはなりたくないと述べ、助言を仰ぐ。パンズゥーの巫女、詩人の大猫悟老(ラミナグロビス)や、予言者の鳥羽(ヘル・トリッパ)先生や、ジャン・デ・ザントムール修道士などに相談するが、埒(らち)があかない。ついにパンタグリュエルは、パニュルジュが結婚すべきかどうかについて徳利明神(ディーヴ・ブウティユ)にお伺いを立てることを決心する。

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