逢魔が刻

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あらすじ

恐怖、嫉妬、怨念…など、人間の負の感情を取り上げたまつざきあけみの代表作「華麗なる恐怖」シリーズ新装第4巻。1980年代、5年にわたって「月刊ハロウィン」に掲載されていた「華麗なる恐怖」シリーズを再編集して贈る新装版。美緒は、新進気鋭の小説家で、実家が資産家の杲(あきら)と結婚した。だが、それも束の間、杲は、交通事故に遭って全身やけど、そして、半身不随の身になってしまったのだ。それでも、献身的に看病する美緒。だが、美緒はだんだんある疑問を抱くようになる。それは、独身時代から美緒に付きまとい、交際を迫っていた、杲の親友で貧乏小説家・勇司の存在だった。もしかして、勇司が杲を殺し、杲になりすましているかもしれない。そんな邪推が日増しに大きくなっていく。果たして、彼は、杲なのか、それとも…。表題作「逢魔が刻」を含む全7作品を収録。<目次>・逢魔が刻・闇の哄笑(こうしょう)・黒いレクイエム・恋人たちの冬・五百旗頭家(いおきべけ)の怪・夢十夜・蟻塚初出:月刊ハロウィン(朝日ソノラマ)1988年9月号~1989年8月号

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