誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノ

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あらすじ

必死で 情けなくて まぬけな 愛すべき「私たち」ネット古書店でエゴサをしていたら、サイン入り自作が売りに出されていることに気づいた作家「イ・ギホ」。しかも他の作家の本より格安、酷評のコメン付きだった。悶々として眠れぬ作家は、出品者に直接会おうとはるばるでかけるのだが……。(「チェ・ミジンはどこへ」)夫殺害の嫌疑をかけられながら逮捕されなかった女が、十数年後、時効を3か月後に控えて自首した。一体なぜなのか。(「ずっと前に、キム・スッキは」)「あるべき正しい姿」と「現実の自分」のはざまで揺れながら生きる「ふつうの人々」を、ユーモアと限りない愛情とともに描き出す。——韓国文学の旗手による傑作短編集【もくじ】チェ・ミジンはどこへナ・ジョンマン氏のちょっぴり下に曲がったブームクォン・スンチャンと善良な人々私を嫌悪することになるパク・チャンスへずっと前にキム・スッキは誰にでも親切な教会のお兄さんカン・ミノハン・ジョンヒと僕あとがき訳者解説

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