高橋和巳・高橋たか子 電子全集 第19巻 高橋和巳 中国文学1 評論

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あらすじ

晩唐の詩人・李商隠を論じた「詩人の運命」、「陸機の伝記とその文学」、京都大学修士論文「顔延之と謝霊運」等、中国文学者・高橋和巳が遺した中国文学評論文を一巻に収録。京都大学大学院文学研究科中国文学科で、魏晋南北朝文学を専攻していた高橋和巳は、作家活動の傍ら、京都大学文学部助教授等を務め、中国文学研究者として、中国古典を現代人に語ることに努めた。代表的な論文である、西晋時代を代表する文学者・陸機の独自の文学世界を、強い観念性に起因していると分析した「陸機の伝記とその文学」と、晩唐の詩人・李商隠を論じた「詩人の運命」は、広範な資料の収集と、資料の厳密な読みを基礎に組み立てられた、中国学の王道に則っているのと同時に、綿密な資料に基づいて書かれ、実質のつまった“小説”的な味わいのある論文である。陸機と同時代の潘岳を評した「潘岳論」、少し時代を下り、東晋時代の文学者・顔延之と謝霊運の生涯と作品を記述した「顔延之と謝霊運」(京都大学修士論文)等、六朝時代の美文文学に関心の中心があった高橋は、この時代を特徴づける美文作品について「美文にはそれを支える特有の文学的、さらには人生的な態度がある」として「六朝文学論」を記している。他に中国詩人選集15『李商隠』『王士禛』の解説文等も収録。解説は、京大大学院時に「論文指導」を高橋和巳に受けた中国文学研究者・小南一郎氏が担当。付録として「詩人の運命」等の生原稿等を収録する。※この作品は一部カラー写真が含まれます。

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全24冊

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