中世王朝物語全集〈10〉しのびね・しら露

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あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。しのびね(しのびね)大槻修 田淵福子[校訂・訳注]名門の貴公子・四位の少将は、嵯峨野で出会った美しい姫君と契り、若君を儲ける。しかし、少将の父内大臣は、時の権力者・左大臣の娘と男君を結婚させ、若君も引き取る。女君は男君の心変わりと誤解し、知人宅に身を寄せ、やがて帝の目に止まる。絶望した男君は出家するが、女君は栄達への道を上ってゆく。悲恋を乗り越えて幸福をつかむ新しい女性像が描かれる。しら露(しらつゆ)片岡利博[校訂・訳注]時の教養人中納言の子息・侍従の君は按察使大納言の娘・白露と情を交わし合っていたが、実の妹と勘違いして通わなくなってしまう。男の不実を悲嘆した白露は志賀の里に身を隠す。やがて間違いに気づいた侍従は、懸命に白露を捜し、比叡山に登った帰途、偶然再会を果たし、やがて幸福な結婚生活を送る。シンプルにして妖艶な佳作の初の注釈書。

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