マリオネット師【第6巻】

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あらすじ

九頭見 灯。 マリオネットを連れたスリ。財布につまった色とりどりの物語を抜いて食べて行きながらいまだ前科0犯・・・。灯の元に送り付けられた差出人不明の手紙。封筒の中には灯がスリを働くところを撮影した写真が入っていた。灯はバードウオッチャー・堤まりもの協力を得て、カラスを使って灯を尾けていた男を捕らえるが、それは新たな恐怖の序章に過ぎなかった・・・。ある雨の晩、スリ仲間のたちきり竜二がズタズタに刺された状態で発見される。傍らには灯に似せた穴だらけの人形。灯は何者かが自分を狙っていると手懸かりを探し出すが、その間に今度はみのりが狙われたのであった。間一髪でみのりを救う灯だったが、その時、敵の魔の手は姉・蛍をはじめ九頭見家全体に及ぼうとしていた・・・!男が九頭見家を狙う理由は?そして灯は蛍を、家族を守りきれるのか?その他、電車の中で灯が出合ったのは既に世を去った友人たちだった...「幽霊電車」、海上を遺体となって漂っていた美しい女性は灯のかつての同級生だった...「水中花」など。「すくらっぷ・ブック」で温かな青春像を描いた小山田いくが一転、社会的テーマを絡めた人生劇の描き手として作品を通じ鋭い問題提起を行う、社会派少年漫画第6巻!小山田いく先生の当時の単行本コメント『最近、歴史に凝っています。江戸時代の風俗や事件の記録などは、特におもしろいし、漫画の参考になることも、しばしば見つかるので、実益をかねて楽しめるのです。今は昔のスリのことを知りたいのですが…よい本があったら、どなたか教えてください!』

商品情報

シリーズ

全11冊

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