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ニュースキャスターはこのように語った

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村上政彦  |  アドレナライズ ¥495
取引先の担当者の趣味に合わせて接待をするのはカイシャインの重要な職務の一つです。優秀なカイシャインである須賀室長は、ゴルフを覚えたときのようにコオロギ合わせを覚えて、カイシャが社宅として借りているマンションの一隅で、大きな顎と強い脚を持ったコオロギ合わせの勇士――山東省のコオロギの飼育をするようになりました。(「彼とコオロギの年代記」より) 私自身のリアリティとは何か、世界と自己との関わりとは何か。カイシャインの、シュフの、ガクセイの、イイコたちの、皮。その皮に優雅な爪を立て、ひん剥いた、痛みと快楽の作品集。*千億の夜 千億の朝*アイ・アム・ア・グッド・フィッシュ*僕の顔が地球になる*イン・ザ・ネット*黄金地帯戦場ツアー*世界は愛に満ちている*高度資本主義のためのポルカ*彼とコオロギの年代記*好きにならずにはいられない*彼女についての二、三の事柄*日本人の皮を剥ぐ*永久ジオラマの夢●村上政彦(むらかみ・まさひこ)作家。1987年『純愛』で福武書店(現・ベネッセ)主催の「海燕」新人文学賞を受賞。以後『ドライヴしない?』『ナイスボール』『青空』『量子のベルカント』『分界線』で5回の芥川賞候補に。また『ナイスボール』は相米慎二監督により『あ、春』として映画化、ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。アジアの物語作家を自任している。近著に『台湾聖母』(コールサック社)。日本文藝家協会常務理事。日本ペンクラブ会員。文化庁国語分科会委員。「脱原発社会をめざす文学者の会」事務局長。

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