購入済み
国連は独立を求めて蜂起した東チモールを支持し、平和創設軍(PMF)派遣を決定。反発したインドネシア政府はマラッカ海峡封鎖で対抗する。いびつな経済成長とCIAの画策で燃え上がるアジア動乱。PMFの主力を担い陸自は正規軍に包囲されたディリ市に空挺降下、八八艦隊は民間船舶への攻撃が相次ぐマラッカで船団護衛の任につく。血と汗を流す貢献を求める声と、覇権主義への警戒の狭間で、日本への国際世論は揺れ動く。環太平洋圏の近未来と常任理事国日本の選択を問うシミュレーション巨篇。 209ページ
全5冊