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「時生くん、わたしと付き合って…」「いいよ。…でも俺、亜優ちゃんのこと、好きにはならないよ。それでもいいなら」親友の恋人である時生の、媚薬のような身体に溺れて行く亜優。心を手に入れようとしても、時生は差し出そうとする手を巧みにすり抜け、亜優は虚しく翻弄される。「やらしい身体…。亜優、気持ち良ければ、相手は誰でもいいの…?」ふわりと美しく微笑みながら、亜優をどこまでも傷つけようとする時生。その心の内側にあるものを、ある日、亜優は見付けてしまう。哀しい恋と、とろけるような媚薬の指。ラストシーン、亜優はその時生の心を、優しく包み込んであげられる…?
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