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父が経営する貿易出版会社で働く麻耶。人見知りな性格のせいもあり、あまり社内に馴染めない。過去につきあった男性に言われた「一緒にいてもつまらない」という言葉がいつまでも傷となって、人とつきあうことに臆病になっていた。 そんな時、取引先のバイヤー重野と出会う。ハンサムで人当たりもいい重野。彼と親しくなっていくうちに、考え方や趣味がにていることを知り少しずつ心惹かれていくが、それを認めたくない麻耶。過去の思い出が人を好きになることを怖いと感じるようにさせていたのだった。 戸惑いながら重野と親しくなっていくうちに「君を守りたい。僕を信じて」そう告げられ、彼に心を開き始めるが……。
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