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社交界デビューの日、リリアナは完璧な紳士と評判の侯爵令息ヴィクトルに出会う。挨拶で手の甲へくちづけられる際、本来はふりだけなのに、緊張したリリアナが震えたせいで唇が触れ、優しくほほえむ彼が毒舌を吐くのを聞いてしまう。でも、それが聞こえたのは自分だけ。リリアナには、唇が肌に触れると相手の心を読む能力があったのだ。「本性を知られたからには生涯そばに置いておく」と強引に婚約させられ、戯れで身体中にキスされてしまい…?※イラストは収録されていません。【目次】嘘つき紳士の不埒なくちづけ/番外編 蜜月の戯れ/【特典SS】ままならないお着替え/【特典SS】嘘つきな夫の甘い罠/あとがき
全1冊