日本人の戦争 作家の日記を読む

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あらすじ

作家たちにとって戦争とは何だったのか。戦中、戦後の5年にわたる日記から作家たちの喜びと悲しみをあざやかに読み解く。永井荷風、高見順、伊藤整、山田風太郎らは、日本の太平洋戦争突入から敗戦までをどう受け止めたのか。勝利に歓喜する者、敵への怒りに震える者、無力感から諦念に沈む者……。作家たちの戦時の日記に生々しく刻まれた声に耳をすまし、国家の非常時における日本人の精神をあぶり出す傑作評論。巻末に平野啓一郎との対談を収録。※この電子書籍は2011年12月刊行の文春文庫を基とした文春文藝ライブラリーを底本としています。

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