南町奉行所の同心・本多圭吾は、卒中で急死したとされる田安家家老の墓を秘かに暴いた。丹沢の鉄砲撃ち名人・玄蔵が狙撃したのではないかと睨んだ本多は、遺体を検分しその確信を深める。一方、玄蔵は狙撃しようとすると手に震えが出て、撃てない状態におちいっていた。徒目付の多羅尾や女忍の千代ら仲間とともに青梅へ転地療養に行くことに──。絶体絶命の戦場で、玄蔵らは家族や仲間を救えるのか!? 大ベストセラーシリーズ「
カイザリンとは、オランダ語で「女帝」を意味する。この物語の主人公は、江戸時代に実在した、若くて美しい、また我が国の歴史上で8人目の最後の女性天皇である第117代・後桜町天皇。後桜町天皇に関する記録は極めて少なく、歴史の教科書はもちろん、小説やドラマなどでその名を目にすることはまずない。しかし、後桜町天皇は皇統直系が断絶の危機に瀕した時に登場し、現在の皇室の祖となった光格天皇を傍系から迎え入れて教育
拵屋の異名を持つ銀次郎は、大店のお内儀や粋筋の姐さんらの化粧や着付けなど「拵事」では江戸一番の男。だが仔細あって、雄藩大名、いや時の将軍さえも手出しできない存在だった。その裏事情を知る者は少ない。そんな銀次郎のもとに、幼い女の子がひとりで訪ねてきた。母上の仇討ちを助けてほしいという。母娘の頼みを引き受けた銀次郎は、そうとは知らず修羅の道を突き進んでいく。この男には天下の将軍といえども手出しでき申さ
銀次郎に仇討ちの手助けを依頼した母娘が忽然と消えた! しかも仇討ちは作り話だったのだ。母娘の正体は? そして目的は?一方残忍な盗賊集団の隠れ家を発見した銀次郎はそこで集団の頭らの斬殺体に出くわすが銀次郎と探索を共にしていた寛七親分も殺されたのだ! 炎噴、激情の銀次郎剣が乱舞する!ベストセラー快進撃の「拵屋銀次郎半畳記」シリーズ、開幕を飾る傑作長篇! 娯楽剣戟小説の王道を疾駆する「門田泰明時代劇場」
「勃たないのでございます」――あの蔦屋重三郎が江戸一番の医者になるために修業中の駿のところへやってきた!(第一章)他三編。ユニークな発想で描く感動と学びが詰まった大人気時代小説!!
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