高校を卒業後、ずっと好きだった相手と恋人同士になり、一緒に暮らす立花と大谷。 同じ大学に通う二人の前に、ある日、高校の時の同級生・ゆきが現れる。 以前から、立花とゆきの仲を疑っていた大谷にとって、それは面白くない再会だった……。 しかし、大谷の心配をよそにゆきと立花には別の思惑があって―――。 表題作の他、番外編を含む三編を収録。
高校2年で同じクラスになった大谷晋也と立花都は、自然に気が合い、彼女を交えた4人のグループ交際状態にあった。 大谷は彼女といまだキス止まりの関係で、付き合い方に悩んでいた。 そんな大谷の気持ちを察してくれる立花は、大谷にとって、いつしか彼女以上の存在になって…。 「愛の言霊」の原点、高校生時代が登場☆ 4部作で綴る風林火山編など、珠玉のシリーズ完結!
東京の下町、根津の通称『放蕩長屋』にイラストレイターのまひろは恋人の遊真と同棲していた。つきあい始めて三年半、まひろは変わらず遊真に恋していたが、浮気性の遊真はまひろに隠れて浮気を繰り返していた。面倒見がよく穏やかな性格のまひろは、年下の恋人の浮気をずっと見て見ぬふりで通してきたが…。売り言葉に買い言葉とばかり些細なことからふたりの喧嘩はエスカレート、まひろの幼馴染み・春彦も交え、事態はさらに混乱
根津にある高校で特別講師として生徒達に英会話を教えることになったシュウは、そこで流しの着物を着た茶道の特別講師・春彦と出会う。初対面の時から妙に余裕のある春彦に居心地の悪さを感じつつも、とあることがきっかけで、シュウは春彦が住む放蕩長屋で一緒に暮らすことに。そして、居心地の悪さがいつのまにか心安い空間になっていることに気がつく。一方、春彦も派手な外見や生意気な言動のわりに純情で素直な性格のシュウが
その日暮らしの実琴はあるとき、金のために危ない仕事を引き受ける。だがそれは「実琴を狙う人物」の罠だった――!? 三年前、曽我部財閥の御曹司である十八歳の実琴は、義兄・聡久への恋心を一族の重圧により引き裂かれてしまう。いとしいひとと敵対する未来を恐れ、家を飛…
新宿のダーツバーの店員である松谷幸は、ある事情から秘密を抱え、昼夜なく働くという無理をしていた。体調を崩し、出勤途中でやむなく欠勤を伝えた直後、やっかいな常連客によって幸はビルの隙間に連れ込まれてしまう。すんでのところで、やはり常連客である伊原克竣に助け…
十七歳にしてひとりで生きていくことになった松谷幸は、ダーツバーで働いていた時に知り合った伊原克竣と言う男に拾われて一緒に暮らすようになった。伊原は調査事務所を開いていて、その事務所や幸と暮らす部屋があるビルのオーナーでもあった。幸は伊原の幼なじみである嶋…
並び替え/絞り込み
並び替え
ジャンル
作者
出版社
その他