最強の守護神とともに戦地へ!! 英二郎の弟子・義則に召集令状が届く。義則は親しい人たちに何も告げず絵を送って戦地へ向かう。結婚した夫妻は召集を逃れるため自ら致命的なけがを負うが……。戦時下の人々の苦悩を描く、全5作を収録。
その肖像画で生者の魂を奪い、死者の魂を蘇らせると噂のぬえの絵師の心温まるヒューマンストーリー――。大東亜戦争勃発。英二郎のもとに靖国で再会を誓った友のために絵を書いて欲しいという依頼が来た。しかし、完成した絵を友に拒否されてしまう……。桜の下で君を待つ……。生きることへの未練に苦悩する男たちの葛藤は。そして、画学校の卒業制作のモチーフに悩む義則に、師であるぬえの絵師の助言はまったくなく……悩む弟子
生者の魂を吸い取り、死者を蘇らせると噂される“ (ぬえ)の絵師”。子供の頃、自分の代わりに母の無事を確認しに出たまま帰らぬ人となった家政婦さんの絵をという依頼。英二郎に吐露する悔いや思いが肖像画になり、依頼者の心を癒やしていく。
胸を打つ感動のヒューマンドラマ最新巻。余命わずかな母が気にかける男性。それは父ではなく、母が嫁ぐ際一緒に連れて来た使用人だった。複雑な思いを抱えながら母のため男性の肖像画を依頼する娘は……。長編3部作「月を追う人」も収録。
秘かに想いを寄せた男が戦死した。出兵の前日、男が想いを込めて描き上げた彼女の肖像画は裸婦像だった。その絵を巡り、遺された人々が葛藤する──。生者の魂を奪い、死者を蘇らせると噂の天才絵師と依頼者のヒューマンドラマ。
彼が描く肖像画は生者の魂を奪い死者を蘇らせる、と噂される天才画家・菅沼英二郎。大人気流行歌手からの依頼は、今は亡き自分の婚約者とその恋人の肖像画だった。空っぽの歌と批評されていた彼女がなぜ生まれかわったのか、 ぬえの絵師が暴いてゆく。
弟は自殺した兄の恋人に恋し、己に気づく──。その肖像画で生者の魂を奪い、死者を描けば蘇らせると噂の ぬえの絵師。幼い頃見かけたハイカラな少女に恋した依頼者。彼女は自殺した兄の恋人だった。依頼者はかなわない自分の初恋を描いてほしいというのだが──。
戦争前の不安な時代に生きる人々の姿や思いを描く大人気シリーズ!! その肖像画は生者を描けば魂を奪い、死者を描けばよみがえらせると噂される菅沼英二郎は「 (ぬえ)の絵師」と呼ばれていた。英二郎は、陸軍を志願するも事故死した男の本心を描き出す。
山にはこの世ならざるものがいる……。安曇潤平による最恐の山怪談、初のコミカライズに豪華執筆陣が集結! 山小屋で聞いた滑落事故の話。見通しのいい場所でなぜ事故は頻発するのか? その裏に隠された真実とは……!? ほか全5話収録!
死者の魂を、その肖像画で蘇らせ、生物の魂を奪うと噂される「ぬえの絵師」菅沼英二郎と依頼者の感動物語。夫の死により家を出ることになった妻が、いまだ家を彷徨う夫の魂を絵にとどめてほしいという依頼など4編と、ホトガラ屋に焦点を当てたシリーズ初の番外編を収録。
時代は昭和初期。生者を描けばその魂を絵に閉じ込め、死者を描けばよみがえらせるという噂の絵師・菅沼英二郎。今回は「ぬえの絵師」の偽者が現れた。その絵が贋物と見抜いた画学生は、本物のぬえの絵師に会いに行くのだが……。また、亡き彫師の夫が残した自分の背に残る天女を絵にして欲しいという依頼が来た。天女は英二郎にとって亡き恋人を思い出させる題材で……。稀代の絵師が描く肖像画にまつわる感動のドラマ、第4弾。
『ほん怖』の読者体験マンガで人気を博した著者が、自らの体験や学生時代の霊感友達の話を織り交ぜながら、日常に垣間見る異世界を紡ぎ出す。病院に現れる餓鬼、夜道に現れる河童(?)、子供にしか見えない黒い男。ニヤリと笑い、ホロリと感動し、ゾクっとしてハタと膝を打つエピソードの数々は読み出したら時間を忘れる面白さ!
生者を描くと魂を奪われる。そんな噂が嫌になってぬえの絵ばかり描いている「ぬえの絵師」。だが、死者に会いたいと願う依頼者が彼に肖像画を頼みに来る。記憶の中にすむ死者が、彼のキャンパスにいかに蘇るのか? 第2巻5話収録。
生者を描けば魂を奪い、死者を描けば蘇らせるという噂の肖像画家。彼は「ぬえの絵師」と人々に呼ばれている。彼のもとにやって来る依頼者は、何を想って絵を描いてもらうのか。レトロな時代感と端正な画風が、深い人間ドラマを展開させるシリーズ。
かつて陰陽寮に化け物と呼ばれた男がいた。安倍晴明、それはあまりにも人と違う力を持ち、疎まれ、実の父親にも捨てられた。ある日黄櫨染を着た「一言主」が現れ、京に災いが起こる…。一言主の咒による殺戮がはじまり、晴明もそれに巻き込まれてゆく。原作で描かれている“痛み”の行方を猪川朱美が切り出す!晴明。第一巻!
生者を描けば魂を奪い、死者を描けば甦らせる……!? 稀代の絵師が描く肖像画にまつわる感動のドラマ! 今回は双子の姉を亡くしたという女性が、姉の絵を描いて欲しいとやって来る。姉の魂を絵に閉じ込めたいと願う彼女の本心は──。
京が火の海になる幻は、何者かに魅せられていた!? 鈴子の“魔”への誘惑にあらがい、自ら体を捨てた晴明。その時、木乃が現れ、彼を守ろうとするのだが…。 身体に巣食う魍魎を克服した晴明は新たな決意を胸に、木乃の残した「ムメを開け」という言葉の意味を探し始める。若き日の陰陽師・安倍晴明を描くオカルト伝奇第四巻!
何者かが操る一言主に追われ、たどり着いた屋敷で待っていたのは謎の女、鈴子。彼女は晴明を“魔”へ誘うとするが……。平将門も以前にその女と会っていたことが発覚。事件の真相が少しずつ見えてきた能宣らは保胤がかくまっている晴明の許へ向かうが…。心の闇につけこもうとする鈴子や一言主に必死であらがう、若き日の希代の陰陽師、安倍晴明を描いた加門七海原作のオカルト伝奇第三巻!
一言主との闘い後、倒れた晴明をかくまう平将門。初めこそ警戒していたが、将門の器の大きさに少しずつ心を開いていく晴明。そこに賀茂保憲の父忠行が現れ、晴明に“神”になって京を護ってくれと頼む…。その頃、今回の災いは晴明が犯人だと思いこんだ賀茂保憲は陰陽寮の仲間たちと晴明の捕縛に向かっていた。加門七海原作の晴明。第二巻!
「ネムキ」本誌でも人気の高い実力派作家の待望の短編作品集! オリジナル作品としては初のコミックス。コミカルでちょっと残酷、シニカルでほろりと泣かせるイノカワワールドへようこそ! 「○○○○の缶詰」「リコーダー」ほか収録。
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