最愛の妻・紫上を失った光源氏は精気を失い、やがてこの世を去る。そして物語は次世代の若者たちに引き継がれ…。女人たちの歓喜と苦悩をモノローグで綴る王朝小説「瀬戸内源氏」、堂々の完結!
千年の時を越えて読みつがれる華麗なる王朝絵巻「源氏物語」を、女性たちの声で描き直す「瀬戸内源氏」。第四巻では、下の世代の台頭と中年を迎えた源氏の苦悩、女人たちの諦観と決別を描く。
39歳の光源氏は天皇に次ぐ最高の地位を手にした。私生活では広大な邸宅に紫上ら愛する女人たちを住まわせ、公私ともに栄華を極めるが、ひとりの女人の登場でその運命に陰りが見え始め…。
20歳となった光源氏は16歳の朧月夜と出会い、恋に落ちる。だが、彼女は源氏の兄で時の天皇に嫁ぐ身だった。若く美しい男女たちが激しく求め合い、恍惚と苦悩がほとばしるさまを描く一冊。※2023年11月に発売した集英社文庫を底本にしています。重複購入にご注意ください。
千年の時を越えて読みつがれる華麗なる王朝絵巻を、女性たちの声で描き直す「瀬戸内源氏」。1では比類なき美貌と知性を持つ貴公子・光源氏の誕生から、成長して出世していくさまを描く。※2023年10月に発売した集英社文庫を底本にしています。重複購入にご注意ください
女は何歳まで恋が可能か?愛する能力と愛される能力の違いとは?男と女の関係、女の自由と未来とは?家庭を棄て、恋と文学に生きた著者が、歓喜と悲哀の体験を見据え、愛することの奥深さを描くエッセイ。
徳島での少女時代、家庭・肉親からの出奔、放浪の日々、父との断絶、男たちとの愛と別れ、文学への渇望と情熱に貫かれた半生。仏の道に導かれ、尼僧となるまでの波瀾万丈の歳月を赤裸々に描くエッセイ。
作家として立つまでの愛の軌跡、文壇との格闘、小説を書くことの苦しみと喜び、文学への限りない情熱。恋と文学に生きた著者が歓喜と幻滅の切実な体験を見据え、書き、生きることの奥深さを描くエッセイ。
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