家族と距離を置こうと、よそよそしいい態度をとるあやめ。そこには、あやめの出生の秘密が関係していた…。自身の話を瑠璃から聞き、自暴自棄になったあやめは見知らぬ男性ととある店に入っていってしまう。浅葱からあやめの様子をきいた紫苑は、あやめの元へと向かうが…?【第26話を収録】
自分が家族の中で、ただ一人青嗣の子どもではないことを知ったあやめ。「もう愛田とはかかわりたくない──」そう言い放つあやめに、青嗣は家族全員に集合をかける。まった家族の前で、青嗣の口からあやめの出生の秘密が語られ…。13人兄妹が辿り着く家族の愛とは、そして紫苑とあやめ、2人の恋の行方は…?【第27話を収録】
瑠璃に「ふたりだけで大事な話をしよう」と連れ出された紫苑。話をしはじめた時、現れたのは愛田家の父・青嗣だった!父の突然の帰宅に困惑する兄妹たち。突如青嗣により銭湯へと連れ出された紫苑は、自分の母の話を聞くことに…。【第25話を収録】
入院していた瑠璃が退院することとなり、お祝いの準備を進める愛田家。賑やかに準備を進める中、家族に溶け込む紫苑の様子を見たあやめは突然「私と愛し合っていた頃の紫苑とは別人」と言い放つ。事情を知らない兄弟たちが騒然とする中、瑠璃が帰宅してきた。ざわめきが収まらない家族の面々を前に、瑠璃は「ふたりだけで大事な話をしよう」と紫苑を連れ出し…。【第24話を収録】
愛田家の五男・常盤と六男・千歳は、見た目はそっくりだがテンションは真逆な双子の兄弟。ある日、千歳は常盤から「1日入れ替わってほしいい」と頼まれる。話を聞くと、SNSで見かけて一目惚れした女性と、千歳の同級生・英美理がそっくりなのだとか。しかし会ってみると英美理は常盤が捜している女性とは別人だった。しかし英美理はその女性を知っていると言うので2人がついていくと、案内された先にいたのは英美理の姉だとい
愛田家の五女・杏は漫画家を夢見る小学5年生。杏には23歳年の離れた友達がいる。ひょんなことから出会ったその人は34歳の小説家・小柳淳一。学校帰りに漫画のネームを読んでもらったりしながら年の離れた淳一と交流深めていく杏だったが、ある日「淳一が妻を亡くしたショックから小説が書けなくなった」という噂を耳にしてしまい…。【第23話を収録】
愛田家の五男・常盤と六男・千歳は、性格は正反対なものの、見た目は見分けがつかないほど瓜二つな双子の兄弟。千歳はある日、兄の常盤から、千歳の学校にいる女子生徒・英美理に会いたいという理由で、入れ替わっての登校を提案される。翌日、入れ替わりに気づいていない様子で話しかけてくる英美理に、千歳はもやもやした想いを抱く。そんな中英美理が、入れ替わった常盤から紹介された「イイ人」とデートにいくと聞かされて…!
愛田家の次女・若葉は、会社の先輩である志乃が祖母の主治医である加賀見とかつて恋仲であったことを知る。ふたりが楽しそうに話す姿に、嫌悪感をはらんだ視線を送る若葉。ふたりとその友人との飲み会の席。若葉は酔ったふりをして加賀見を外に連れ出すと志乃に見えるようにわざとキスをして──。その後も志乃と仲が良い男性を誘惑し続ける若葉に志乃は…。【第19話を収録】
会社の先輩である志乃が好意を寄せる男性を、次々に奪い取っていく若葉。志乃に理由を問われ、「嫌いだから」と告げた若葉は、志乃から距離をおかれるようになっていく…。そんな自身の振る舞いを愛田家長女・紫に諭された若葉は、本当の自分の気持ち、そして志乃と向き合うことを決意する。若葉が内に秘めた本心とは…。【第20話を収録】
心臓発作で倒れた瑠璃から言われた「話しておかなきゃいけないこと」が気になる紫苑だったが、ふたりきりになる機会がなく心はざわついたままであった。そんな中、愛田家の次女・若葉は心配で病院に来てくれた会社の先輩である志乃が祖母の主治医である加賀見とかつて恋仲であったことを知る。ふたりが楽しそうに話す姿にある種、嫌悪感を含んだ視線を送る若葉――。ふたりとその友人との飲み会の席。若葉は酔ったふりをして加賀見
人気俳優、雨宮伊央に告白されさらに突然のキスをされた、茜。仕事と育児に追われていた自分に突如舞い降りた恋というときめき。しかし、彼はテレビで憧れていた存在で、自分はバツイチ子持ちの一般人。生きる世界が違い過ぎる相手からのアプローチに戸惑いを隠せない茜。素直になってもいいの?そう自身に問いかける茜だが…。「なぜ、私なの?」【第16話を収録】
幼い頃からの知り合いである俳優、雨宮伊央こと育生から自分の主演映画の試写会の誘いを受けた紫苑。恋愛映画に興味もなければ行く友人もいない。ふと頭によぎるのはあやめのこと。仕方なく誘って映画をともに鑑賞することに、デートのような雰囲気にまだ姉弟ではなく恋人だった頃の感情がお互いに残っていたことに気づく。どうしようもない思いを抱えていると、思わぬところで祖母の瑠璃に自分とあやめとのことがバレる。そして、
愛田家の三女・茜はバツイチ子持ちのパート勤務。家族のことで精いっぱいの彼女が今一番楽しみにしているのは推し俳優「あめっち」こと「雨宮伊央」のドラマを見ることだった。そんなある日、パート先の飲食店で弟の紫苑が見知らぬ男に声をかけられているのを見て心配し声をかける。彼は紫苑の昔馴染みの友人であった。あまり長居するんじゃないと釘をさしつつ一安心していると、別の日に彼がまたパート先に訪れ、そして茜に「今ち
兄妹でありながら、互いを愛し合う蘇芳と紫。世間の「普通」から外れた関係を理解し、それぞれの道を選んだはずのふたりであったが、結果として蘇芳の妻から離婚を迫られ、娘である胡桃にも、愛し合っていない両親から生まれた自分の存在理由に疑問を持たせてしまうほどの絶望を与えてしまった…。本心を偽ってでも「普通」になることを選んだふたりのあまりにも切ない結末は――?【第13話を収録】
愛田家の長、愛田瑠璃が帰ってきた!突然の帰宅に驚いていると、紫苑は部屋に呼び出され、亡くなった母・雫音のことを聞かされ、父である青嗣に捨てられたわけではなく、自分から身を引いたという選択を知ることとなった――。そんな中、八男・銀は不穏な空気を察していた…。幼いころから人には視えないものが視える体質だった彼は、今度何かしらの問題を起こしそうな人物を静かに見つめていた…。【第14話を収録】
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