猫は、そこにいるだけで「物語」を生む。なぜ作家は猫を描くのか。天邪鬼でわがまま、時に甘えん坊。飄々としたこのいきものに心惹かれ、物語を仕立てようとする作家は多い。人間より上位の動物として地球に君臨する猫を表現したSF「ネコ」(星新一)や、飼い猫から見た作家…
本を読むのは楽しい。乱読して、片端から忘れていくのも楽しいけれど、テーマ別に集中して読めば、もっと楽しい。頭の中でまとまって、会話のネタにも不自由しません。ホシ式学問術の成果、ご一緒にどうぞ。
ショートショート千編記念に休筆なるものをやった著者は、視野がひろがってしまった!? ショートショートの形をとった無類のエッセイの数々。・ホシ式・好奇心のア・ラ・カルト、ご一緒にどうぞ。
このこだわりが、傑作誕生のひみつ。気になることすべてにとことん迫る、きらりと光るエッセイ集。ショートショートの神様は、一度疑問に思ったら、考え抜かないと気がすまない! 今や国民的作家が、小学生時代、作文がへただった理由とは?(「作文の成績」) UFOは実在…
ソ連旅行中の著者が北杜夫氏とともに体験した恐怖の一夜、「赤い矢号事件」とは?(「ソ連の旅」)メスの類はいっさい使わない外科手術、それがマニラの心霊手術。腕のやっかいな病気に悩む著者は、自分も治療台に乗ってみるが、その結果は?(「東南アジアめぐり」)そのほ…
お金持ちのエヌ氏は、博士の作った優秀なロボットを手に入れ、離れ島の別荘に出かけた。料理もそうじもおしゃべりも、なんでもできる申しぶんのないロボットだったが、2日ほどすると、ようすがおかしくなってきて……。表題作「The Whimsical Robot」(原題「きまぐれロボット…
一本の電話をうけたとたんショック状態に陥る人が、青年のまわりに続出しはじめた。わけを聞いても、みんな「なんでもない」の一点ばり。いったいどんな電話なのか? 好奇心をかきたてられた青年に、ついにその電話が。そして……。(「なんでもない」) 表題作「ごたごた気流」ほか、皮肉でユーモラスな短編11編を収録。
ある日学校の帰り道に、「もうひとりのぼく」に出会った。鏡のむこうから抜け出てきたようなぼくにそっくりの顔。ぼくは目に見えない糸で引っぱられるように男の子のあとをつけていって……。少年の愉快で不思議な冒険を描く長編ファンタジーが英語版絵本に。後藤貴志氏の美し…
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