実家で木彫りの熊を見つけた湊。自分が昔、大事にしていたようだが記憶にない。だがその夜、枕元に着物の男が現れて!? 「湊のおかげで実体化できた。これからずっと一緒だ」木彫りの熊の付喪神を名乗る彼は熊五郎というらしい。過剰なほどの愛情を注いでくる彼に絆されて…
行方不明の父が残した言葉に誘われ、海辺の洞窟から異世界にトリップした珠生。海賊船長のラディスラスに拾われ、強引に愛人にされてしまったことを恨めしく思いつつも、屈託なく一途な愛情を向けてくる彼に複雑な思いを抱き始めていた。そんなある日、珠生の父親の瑛生もこ…
「満月の夜、ここで別の世界への扉が開くんだよ」父の残した言葉に誘われ、海辺の洞窟に足を踏み入れた大学生の珠生。意識を失って目覚めるとそこは、見知らぬ世界の海賊船・エイバルの上だった! しかも船長のラディスラスは珠生を気に入り、愛人にするつもりのようで? …
御曹司・綾乃介の一日は、専属執事・九条の優しい声で起こされることから始まる。二歳の綾乃介をロックオンしてから早十五年。可愛らしく成長した御主人様に、不埒な欲望を募らせる執事の本性は変態だった!?
学校からの帰り道、子犬を拾ってしまった太朗。自分の家では飼えない…と途方にくれるその目の前に現れたのは、強面の青年・滋郎だった。しかも彼の正体はヤクザの組長!? 怯える太朗だが、彼からまさかの申し出が。曰く「週に二度、俺とその犬に会いに来るなら、俺がそい…
大手ゼネコンに勤務する太田と小木は営業部の双璧と謳われるエース社員。しかし二人にはそれぞれひた隠しにしているコンプレックス――太田は男らしい容貌に似合わぬ粗チン、小木は繊細な美貌に似つかわしくない無毛巨根、そしてお互い齢三十を前に童貞――が。それがなんの因果…
――愛しているから、俺はお前に嘘をつく。清竜会会長・藤永は、五歳年下の部下・相羽のひたむきな想いにほだされ、付き合い始める。この幸せは永遠に続くと思っていた――あんな事件さえ起こらなければ……。
自他共に認める『猫バカ』の恵(めぐむ)は、同僚の渡辺(わたなべ)と宇野(うの)が苦手。有能で女の子にモテるはずの彼らが、何かと自分に絡んでくる為だ。だがある日、渡辺の『犬好き』と宇野の『ウサギ好き』を知って!? 彼らの意外な一面を好ましく思うと同時に、対…
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