「婦人と言えども人である」などと言われた創刊時から百年余。女の上半身と下半身を見つめ続けた雑誌を繙き、日本女性が辿った波瀾の道のりを追った必読の近現代史!〈解説〉中島京子
<特集>見送りの時──介護の日々から日本は深刻な高齢社会です。しかし、高齢者の多さのデータを見せられても、身近に介護する側、される側がいなければ、伝わりにくいことがあるように思います。文芸でなければ伝わらないその実相をお伝えしたく原稿を頂戴しました。
<特集>『新・日常考―きのうまでと違うこと』「非日常」が私たちの「日常」を覆いつくしてから、二年余りが過ぎました。いままた恐ろしい「非日常」を告げるニュースが途切れず、不安な日々が重ねられていきます。それでも、きのうより今日を、明日こそはと願う気持ちは万国共通のはず。新・日常考―きのうまでと違うこと。「日常」を問い直し、新たな日々を編むための試みです。
陰キャ、根暗、映え、生きづらさ、「気づき」をもらった……あの言葉と言い方はなぜ生まれ、なぜ消えていったのか。「ことば」にまつわるモヤモヤの原因に迫る、ポリコレ時代の日本語論。古典や近代の日本女性の歩みなどに精通した著者が、言葉の変遷をたどり、日本人の意識、社会的背景を掘り下げるエッセイ。
女の本音、最前線!1970年創刊から50年。女の欲望、好奇心の最前線に立ち、人気雑誌となっていった「anan」の歴史をひもとき、誌面に映し出されてきた女性たちの本音や価値観の変遷を鋭く分析した本書。女性たちの生き方、出版界の舞台裏をよく知る著者ならではの辛口かつユーモラスな視点が冴える話題満載のananクロニクル&エッセイ。「ananの嘘」とは……。 江原啓之さんとのスペシャル対談収録
夫、旦那、パパ。結婚相手をどう呼ぶかが、女性の深層心理を炙り出す。(「主人」)学歴・年収・年齢・身長が男性より上だと、なぜ女性は負い目に感じるのか。(「高低」)男尊女卑が今なお続く理由は、女性の側にもあることを示す20章。「男尊女子」は、あなたの中にも存在する…
あなたとは絶対に気が合う! 千歳年上なのに同じ時代の親友のよう――。酒井順子が絶賛するお相手とはかの「清少納言」。大人になって読み返した『枕草子』は心から共感できることばかり。男・友達・恋・ブス・おしゃれ・老いetc.いつの世も変わらず女が気にするこんなトピッ…
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