GAMEは終わった。そのはずだ。小夜の想いを知ったときに、そう思ったのは自分だったはずだ。けれど、小夜の言葉・動き、ひとつひとつに桐山の中の何かが弾けそうになる。その事実に気づきながら、抑え込み続ける桐山。そんな時、先日行われた合コンで、いつもと違う小夜に気…
小夜が淹れたコーヒーを飲む。たったそれだけで、自分の内に燻り燃えあがる何かに気づいてしまった桐山。そんなある日、高端が合コンの話を持ってくる。いつもの小夜なら参加などしない。だがその日の小夜の心には、今までとは違う感情が芽生えていた…?桐山と小夜の“GAME”…
「あなたを、好きになってしまったみたい」――小夜のその言葉は、ふたりの“GAME”の終わりを告げていた…。自分は桐山に、ちゃんと恋をしていた。泣きながら、桐山と過ごした日々を思い出す小夜。それはとても「楽しかった」のだと…。一方、桐山は以前のセフレの女性と夜を過ご…
GAMEは終わった……。身体が、そして心が、彼を求めている…。「今日で終わりにしましょう」。桐山は問う。「好きな人できたんですか」。小夜は答えた。「あなたよ」。我知らず涙が零れ落ちる。「あなたを好きになってしまった。でもあなたが私を好きになる事はない。GA…
『一人の人間に固執した事はない』――。新入社員・桐山は、27歳にして副部長の小夜に「実務で教える事はない」と言われ、研修期間を終了した。2人は、期間限定・カラダから始まる「GAME」の恋愛を未だ続けている。ある日桐山が『車で遠出しませんか』と誘う。そのとき…
桐山と別の女性がキスしている…。たったそれだけの事なのに、どうして反芻してしまうのか。どうして思い出してしまうのか。カラダから始まる、只の「GAME」をするだけだったのに。ありえない。だってあんな男なのに。だがしかし、思いに反して小夜は桐山に連絡を取って…
カラダから始める「GAME」の恋愛をする事になった、小夜と桐山。同僚・ゆうかの誘いで、小夜・桐山を含む、男3:女3で、海へ行くことになる(後で、呼ばれてないのに高端が勝手についてくる)。その内の一人の女子が、桐山に積極的に話しかけている。後輩の宗士から『…
カラダから始める「GAME」の恋愛をする事になった、小夜と桐山。桐山は最近、小夜を「モノ」扱いする時がある。しかし桐山には珍しく、謝罪してまで小夜との関係を続けたいと言った。真意を計りかねる小夜だが、ゲームを割り切って楽しむ、それ以上の事を考えない事に決…
仕事が最優先の27歳・税理士事務所副部長の小夜は、新入社員・桐山と、期間限定・カラダから始まる「GAME」の恋愛をする事になった。ある日小夜は同僚から不倫モノの深夜ドラマを強引に薦められ、気乗りしないまま一応観る事に。だが「フィクションには興味が無い」と…
27歳にして、城木税理士事務所・副部長の小夜。新入社員・桐山とカラダから始める「GAME」の恋愛をする事になってしまった。小夜の同僚・ゆうかに好きな男性が出来た。ゆうかは小夜に「好きな人とか彼氏は居ないの?」と聞くが、小夜には何とも答えられない。ゆうかと…
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