テオの体のバグを治したルチル。これからのことをテオと相談していると、元のゲームのテオのセリフが出てきて、バグが修正されていることをしっかり確認できた。しかし、テオのステータスまでは回復せず、ルチルは本人に影響を及ぼすバグの修正もしなければならないと考えるように……。女子寮での会話の中で、ジェラルド王子とダニエルの喧嘩別れの話を知ったルチルは、次はダニエルに会いに行くことにした。
「秘密の舞踏会」で半年ぶりにテオとの再会を果たしたルチル。だが、テオはバグによって以前よりもふくよかな体型に変わってしまっていた。再会もつかの間、学園内に突如、実体化した石像の魔物ガーゴイルが現れた! ルチルのスキル魔法で元の姿に戻ったテオとミランダの助けを得て魔物のバグを修正し、どうにか騒ぎは収束。翌日、喫茶店で待ち合わせをしたルチルは、テオに自分のスキル魔法について打ち明け、ジェラルド王子の異
いよいよ王立学園に入学! 希望いっぱいで到着したルチルを待っていたのは、理不尽な男女差別と、ジェラルド王子の冷たい怒りだった…。気を取り直し案内された女子寮でいじわるな先輩令嬢ミランダに絡まれたルチルだったが、彼女の髪色のバグに気づき修正。ツンデレと化したミランダが恩返しにと連れていってくれたのは、生徒たちの出会いの場「秘密の舞踏会」。誰にも出会えず帰ろうとしたその時、ルチルに声をかけて来たのは、
ゲームデザイナーの佐藤みことは、あまりの激務で過労死してしまい、気づけば自分で開発していた乙女ゲーム「ジュエルサポーター」の世界に転生していた。モブとしてゲーム序盤で死ぬ役目のルチル・ボートウェイに転生したみことは、自分の役目を果たすために、果敢に「死」に挑もうとする。しかし、ゲームとは違う展開に次々フラグが折れていき……。
激務で過労死の末、自分が開発していた乙女ゲーム「ジュエルサポーター」の世界に転生したみことは、聖女覚醒のために死ぬモブキャラ・ルチルとして、親友ナタリーの試練の旅に同行していた。ところが中途半端なままゲームが発売された影響か、バグの連続で逆にナタリーが死にそうに…。ゲームヒロインの死で進行不能になりかかったその時、謎のスキル『バグ修正』に目覚めたルチルは、制作者の意地にかけてこの致命的なバグの修正
初めてのスキル発動で気を失ったルチルが目覚めたのは、半年後のことだった。起きた時ベッドには薄汚れたゲームのマスコットキャラ・パールがいて、スキルで本来の綺麗な姿に戻すと、パールの言葉がわかるように。ルチルが生き延びたせいでナタリーは聖女として目覚めることができず、攻略キャラの王子たちも別の運命に変わってしまっていた…。パールに叱咤されたルチルは、学園で真相を確かめるためにまずは半年遅れの入学準備か
地味と平凡さを買われ、大手化粧品メーカーに入社した朝井詩央は社員の愚痴を聞くうちに『愚痴聞き地蔵』と呼ばれ…。が、ある日、社長に「次期社長候補三名の調査をせよ」と密命を下され!?
過労で倒れたゲーム開発者の佐藤みことは、目覚めると自分の開発した乙女ゲームの世界に転生していた! しかもチュートリアルで死んでしまう出オチのモブキャラ「ルチル」として。さらに開発者のみことがいなくなった影響か、ゲーム世界はバグだらけで手がつけられなくなっていた。世界を修正してストーリーを元に戻すためには、ルチルが死んで聖女の力を目覚めさせなくては。さっそく「バグ修正」のスキルを使ってストーリーを始
王冠を捨てた王女、カミラがイルバスに帰ってきた。一方、暗躍する反王政組織「赤の王冠」によって三人の王は分断され身動きが取れない。集結するイルバス王家と「赤の王冠」、ついに全面対決!
灰の国(パイオン)は、二十年前に起きた内乱で『壁』によって分断された。黒の国(マヴロ)の青年レ・ジーンは、白の国(アスプロ)から来た青年ルーシャとの出会いで運命が動き出す――。
イルバス国史上初の女性王杖に就いたエスメは修業のためにニカヤを訪れ、言葉を失った幼き王マノリトのために奮闘。だが反イルバスの気運が高まる。その裏に謎の組織〈赤の王冠〉があった。
王位継承権を持つ三人のきょうだいによる『共同統治』が敷かれるイルバス。末王子サミュエルが治める西部地域は貧しく、貧乏伯爵令嬢のエスメ・アシュレイルは食糧難を解決すべく、日々手を土に汚し畑仕事にいそしんでいた。丹精込めて育てた芋が盗まれたのをきっかけに、領地の窮状を王子に訴えようと決意したエスメは、頼りない双子の兄に代わり男装して王宮に出仕するが…。
王政復古を果たしたベルトラム朝。だが女王ジルダと第二王女ミリアムの姉妹間の反目は、新王政に影を落としはじめる。姉たちの争いを止められない己の無力さや、政略結婚相手の幼馴染・グレンを思うように愛せないことに苦しむアデールだったが、常春の国・ニカヤで出逢った三人の国王兄弟たちや民との交流を通し、新たな可能性を見出していく。※本書は、eコバルト文庫「廃墟の片隅で春の詩を歌え」シリーズ3冊をもとに加筆修正
革命により王政が倒れた国・イルバス。処刑された前国王の遺した三姉妹の末王女アデールは、『廃墟の塔』に幽閉され、ただ厳寒を耐え生き延びるのが精いっぱいの日々を送っていた。そんなある朝、他国に亡命していたという姉王女ジルダから手紙が届き…。※本書は、eコバルト文庫「廃墟の片隅で春の詩を歌え」シリーズ3冊をもとに加筆修正をし、再編集したものです。
王族による共同統治が行われる国イルバス。王女ベアトリスは王宮を離れ、北方の辺境リルベクで趣味の工業生産に明け暮れていた。しかし周辺国の情勢が悪化し、ベアトリスはついに政治的決断を迫られる。彼女の手には、賢帝と名高い祖母から受け継いだ「切り札」が握られていた……。激動のヒストリカルロマン!
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