カピタンとの決闘を終え、故郷の秘密を受け継ぐことになったレントは、ロレーヌと共に不思議な迷宮へと案内される。そこはかつて先祖たちが暮らした地であり、ガルブからハトハラーの民にまつわる正体と痛ましい歴史が明かされて……!? 戸惑う二人を前に、ついに継承の儀式が幕を開ける。
神銀級冒険者を目指す理由を遂に語ったレントは、己が持つ聖気の根源を探るべく、ロレーヌと共にかつて聖気を授かった祠へと向かう。到着早々、二人で祠の掃除をしたところ、突如ロレーヌの人形に『神霊』を名乗る存在が憑依。その神霊こそ、レントに聖気を与えたもので……!?
己の聖気について知るため、ハトハラーへ帰郷したレントは家族の眠る墓前で、ロレーヌに自身の過去を語り始めた。それは20年前、冒険者を夢見る幼馴染の少女ジンリンとの記憶。彼女との冒険が、内向的だったレントを変える大きな転機となるが……!?死してなお神銀級冒険者を目指す男の根源が明らかになる。
旅支度を済ませ、故郷の村・ハトハラーに向けて出発したレントとロレーヌ。その道中で出会った金級冒険者・ヒルデに、レントはひょんな縁から聖気の扱い方を教わることに。そして修練の先で感じ取ったのは、己を傍で見守ってくれていた懐かしき魂だった。やがて長き旅路も終わり、帰ってきた故郷では二人を歓迎する宴が開かれて……!?
ロレーヌはレントに自身が持つ「聖気の根源」を調査することを提案。その旅支度を兼ねて《新月の迷宮》の素材集めをするレントだったが迷宮の第四階層へと足を踏み入れた途端「大地竜」と遭遇。腹の中に取り込まれてしまい……!? 人外転生ファンタジー第8幕!
ラウラから貰った吸血鬼の血液を飲むことでレントは、吸血鬼への『新生』を果たす。一方、都市マルトへ新たな賓客が訪れようとしていた。一人はロベリア教の『聖女』ミュリアス。そして、もう一人が……。
都市マルトに絶大な影響力を持つ『ラトゥール家』からの指名で依頼を受けることになったレントは、当主の住む屋敷を訪れていた。苦労の末に“迷路”となっている庭園を抜け、ラトゥール家の当主との面会を果たすのだが――新たな出会いにより、遂に存在進化の次なる幕が開ける人外転生ファンタジー、第6幕!
竜血花を採取するため《タラスクの沼》を訪れたレントは、沼の主たる巨大なタラスクと遭遇。単独で挑むには無謀な相手を前に、血を与え『眷属』となった小鼠のエーデルと連携し挑む。そして、『聖気』を最大限に込めた渾身の一撃を放つ――!! 挑戦が、次なる冒険を誘う人外転生ファンタジー、第5幕!
二回目の昇格試験を受けて銅級冒険者になったレントは、再び活動を始める。そして、ある特別な依頼――「銅貨一枚の依頼」を受ける。それは貧しい者が冒険者の力を求める救いの声だった……。“眷属”を仲間に加えた不死者レントの冒険ファンタジー、第4幕!舞台は毒に満ち、常人の寄りつかない≪タラスクの沼≫へ!!
存在進化を経て『屍鬼』となったレントは未踏破区域から繋がる謎の空間で圧倒的な存在感を放つ女性と出会うも、為す術なく迷宮外に飛ばされてしまう。そして、“神銀級”冒険者になる夢への決意を新たに、挑むは新人たちとの『銅級』昇格試験。不死者となり二度目の冒険者人生がいよいよ始まる……!!
《龍》に喰われ『骨人(スケルトン)』の姿で目覚めたレントは、魔物の持つ能力で『屍食鬼(グール)』へと進化し肉体を手に入れた。そして、調査のため未踏破区域に再訪するとトラップが発動し迷宮の最深部――ボス部屋に転送されてしまう。『骨巨人(ジャイアントスケルトン)』を前に『屍食鬼(グール)』の能力を最大限活用し挑む!不死者レントが紡ぐ人外転生ファンタジー、第2幕!
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