昭和40年代、兵庫県西宮市に流布されていた話があった…。牛頭人身の怪物”うしおんな”の噂──。少年時代をその地で過ごしていた『新耳袋』著者・木原浩勝は、真相を探るべく独自の調査を始めるが…。 やがて人の顔を持つ牛の怪”くだん”との出会いまでを描く、30数年にも及ぶ異界…
明治35年、青森県八甲田山で起こった、199名の死者を出す遭難事故…。そして、その後も続く数々の怪異。苦労の末、『新耳袋』への収録に成功した著者たちだが、発表から十数年が経つ今も、その恐怖は終わっていない…。コミック版で語られる、戦慄の後日談。表題作のほか「持っ…
1982年夏── 『新耳袋』著者・中山市朗と友人たちは、山頂にぽつんと存在する、人も牛もいない牧場に迷い込んでしまう。 《階段の無い建物》《部屋一面に貼られたお札》《壁に書かれた謎の文字》ここはいったい何のための場所なのか──? 『新耳袋』の中でも特に異様な物語とし…
「黒百足」 あの場所はな 人が住むような所じゃねぇんだよ…… 自分たちの力で生きていくことを決めた少年と少女。しかし二人が身を寄せたその場所は、人が住むべきところではなかったのだ…。/「壁を叩く音」 夜9時と深夜2時に響く、アパートの壁を叩く音。そこに潜む恐ろしい秘密…
僕は君を拒絶しに来た。朝の校舎を飲み込まんとする杜塚眞衣子の<悪夢>――。すべての真相に気づき駆け付けた蒼衣と雪乃は、たったふたりで戦いへと臨むことに…。救い無きシンデレラの物語『灰かぶり』編、ここに完結!!
罪を償うには痛みが必要なんだ―― 杜塚眞衣子の母の葬儀中に怪現象が起こり、親戚全員が残酷な死に飲み込まれる。姿を消した眞衣子の安否を気遣う蒼衣は、ついに『灰かぶり』の真実に気がつくが…!! 原作者特別書き下ろし掌編『王さまの耳はロバの耳』を収録。
蒼衣と雪乃に告げられた、決して逃れられない予言。間もなく童話の形をした怪奇現象がふたりへと降りかかる。共に行動しつつ怪異の原因を探るふたりは、やがて蒼衣のクラスメイトの少女にたどり着くが……。
N県にあるその家は、建て替えても建て替えても幽霊屋敷と化してしまう家だった…。原作では語られなかった“この地で起きた最初の怪異”がコミック版で初めて明らかに! ベストセラー現代怪談集『新耳袋』のコミックシリーズ、ここに堂々のスタート。表題作のほか「約束」「ア…
その日僕の信じていた「普通の世界」は終わった――クラスメイトのマンションを訪れた高校生・白野蒼衣は、眼球を抉られた女性に襲われる。怪異を焼き払い、蒼衣を救ったのはゴシック衣装の少女・時槻雪乃。ふたりはここに出会い、世界を侵食する〈悪夢の童話〉との闘いへと身を投…
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