アメリカの議会襲撃事件やドイツのクーデター計画にも影響を与えたとされる陰謀論。日本でも、反ワクチンを主張する政党が支持を伸ばし、親が陰謀論に染まり家族に亀裂が生じる事例が報告されるなど、実社会に影響を及ぼしている。生成AI(人工知能)の登場で制度を上げ、民主主義の根幹を揺るがす陰謀論や偽情報に、個人や社会は抗えるのか。専門家らの分析、証言から考察する(『中央公論』2023年12月号特集の電子化)
「これは『ナウシカ』の世界を旅する中で、すでに体験したことだ」コロナウイルス、ウクライナ侵攻、AI問題、気候変動……混迷する現代社会を私たちはどう生きるのか。朝日新聞デジタルにて、2021年3月に第1シーズン、5月に第2シーズンを配信し、読者から高い支持を得た「コロナ下に読み解く風の谷のナウシカ」に、2022年12月に掲載した第3シーズンを入れてインタビューを書籍化。【収録著者】民俗学者・赤坂憲雄
2022年2月、誰もがおどろいたロシアのウクライナ侵攻。プーチンはついに地獄の扉を開けた。アメリカ覇権の終焉後に始まる、ロシア、中国など権威主義国家と自由・民主主義陣営の戦いとは? 私たちは新しい世界にどう向き合うべきなのか? この世界史的な地殻変動の本質を見抜くには、安全保障や経済政策の観点と同時に文明論、宗教学、歴史、社会学的な視座が不可欠だ。日本を代表する社会学者が混迷の世界の深層に迫る、白
中国の進出と権威主義的資本主義、コロナ禍とベーシックインカム、そしてロシアによるウクライナ侵攻。激変する世界の中で大切なのは、「適切な問い」を立て、思考を深めることにある。表面的な事象の裏にある真因は何か、未来をより良くする可能性はどこにあるのか? 大澤社会学が現代社会の事象に大胆に切り結んでいく。
コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻……人類史レヴェルの危機に直面し、私たちは正念場を迎えている。今こそどんな未来を選び取るのかが問われているのだ。この歴史の転換期にあたり、天皇論や三島由紀夫論など対話を重ねてきた二人の知性が、新たな日本のアイデンティティを模索した。蔓延する「日本スゴイ」論を、鍛え抜かれた言葉と思索の力で徹底検証。国を愛するとはどういうことかをラディカルに問うた「憂国」の書。
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