父親の会社を乗っ取られ、家も職も失った莉奈。一家を助けるためにキャバクラで働こうと考えていた彼女は、面接の帰り道、男に声をかけられる。その人物は、彼女から会社と家を奪った張本人で、莉奈の初恋の人でもある藤代高史だった……。契約結婚からはじまる劇的ラブストー…
「国王陛下には愛妾が必要です」。貧乏伯爵家の娘シュエラは、若き国王シグルドの側近にそう誘われ、世継ぎを産むべく王城に上がることを決意した。だけど王としてのプレッシャーに悩むシグルドは愛妾なんか邪魔者扱い。おまけに城の者達もシュエラには冷たくて……彼女は無事…
静養のため、実家に帰ってきた愛妾シュエラ。家族も街の人たちも、彼女を温かく迎えるけれど、国王シグルドへの想いは募るばかり。そんな折、帰ってきたシュエラのために街の人たちが祝いの席を設けてくれることに。しかし、そこで突然飛び交う怒号。シュエラはその中に懐か…
思わぬ冤罪をかけられ、王城を追われた侍女セシール。すぐに疑いは晴れたものの、再び王城で働く彼女に、周囲の目はひどく冷たくて……。悩むセシールに、優しく声をかけてきたのは国王の側近であるヘリオット。彼はセシールを励まし、彼女の名誉回復にも努めるが、それはすべ…
「貴殿の愛妾を譲り受けたい」大国の皇帝より、愛するシュエラを人質として要求された国王シグルド。もはやシュエラを手離せないシグルドは、それを退けるべく知恵を絞る。一方シュエラは、自ら進んで皇帝のもとに向かっていた。これ以上シグルドが国と自分との間で苦しまな…
周りからの冷たい仕打ちにも負けず、次第に“愛妾”として宮廷内で認められ始めたシュエラ。まだ本当の意味での“愛妾”とは言えないけれど、国王シグルドとは家族のような、友人のような穏やかな関係を築いていた。そんな時、シグルドの王妃、エミリアより舞踏会への招待状がシ…
胸の痛みを抑え、愛する国王シグルドと王妃エミリアとの間のわだかまりを解いた愛妾シュエラ。シグルドの気持ちは既に自分に向いていることなど知らず……。そんなある日、王城に突然闖入者が! それは何と、亡くなったはずのシグルドの異母兄――!? それを機に王位継承問題、…
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