わたしたちは何を信じればいいのか?不信をぬぐい、対立を越えて――激しく揺れ動く社会で求められる知のありかたに9 つの観点から迫っていく危機が訪れればたちまち、さまざまな「専門家」が現れ、種々の「専門知」が入り乱れる。多くの人たちは翻弄され右往左往させられることが世の常となっている。それは新型コロナウイルス禍でいっそう明らかとなった。これまでも起きてきた、これからも起きるだろう。わたしたちは誰を信じ
政治家は「言葉の力」で人々の共感を醸成できるのか? 専門家は学知を社会にどのように届けるべきか?――不信感と反感が渦巻く今こそ、エリートの真価が試されている。そこで改めて教養とは何か、エリートの条件とは何か、根本から本質を問うた。政治、日本語、音楽、生命……文理の枠に収まらない多角的な切り口から、リベラル・アーツとは異なる「教養」の本質をあぶりだす。科学史・文明史の碩学からのメッセージ。
「教養と自己啓発の深い溝」コロナ禍の巣ごもりを機に、新しい知識の習得や自分磨きを始めた人は少なくないだろう。学問や知識などで養われる「教養」、能力向上や精神的な成長を目指す「自己啓発」。時に対極にあり、時に交錯してきたこの二つの学びは、日本を近代国家に育て日本人の心と生活を豊かにしてきた。時代の曲がり角を迎えた今、日本人は何を学び、どこへ進もうとしているのだろうか。(『中央公論』2021年8月号特
コロナ後の復興を見据え、各国首脳が競い合うように脱炭素化を唱えている。菅政権も2050年のCO2排出量ゼロを表明した。わが国が環境技術で他国を先導するためには何が必要か? 東日本大震災以来の懸案であるエネルギー転換をどう進めるべきか? 脱炭素化の他に注視すべき環境問題とは? 産業革命、IT革命に続くと言われる「環境革命」への条件を探る
新型コロナのパンデミックをうけて,私たちはどのような時代に突入するのか.私たちを待ち受けているのは,いかなる世界なのか.コロナ禍によって照らしだされた社会の現実,その深層にある課題など,いま何を考えるべきなのか.コロナ後の世界を生き抜くための指針を,各界…
※『中央公論』2020年7月号特集の電子化です。※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や、掲載されないページがございます。新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が解除された。経済活動の緩やかな再開に安堵しつつも、第二波の発生に警戒が必要となる。人類の歴史は、感染症との闘いの歴史だった。21世紀に襲来したこの新型コロナは、世界の文明を、そして日本をどう変えるのか?(電子版通巻101号)
自分の死に方を自分で決めなければならない。科学史の泰斗が最大の難問を考える。医療が進歩し、人生の終わりが引き延ばされるようになったことで、私たちは自分の死について具体的に考えなければいけなくなっている。自分の人生をどう終わらせるのか--歴史上はじめて、私…
本好きが集まり議論する読書会がじわじわ広がっている。全国規模の会から地方の取り組みまで、さまざまな読書会を紹介する。本書は週刊エコノミスト2015年1月6日号の「読書会ブームが来た!」をもとに構成している。 読書会ブームが来た!・教養、遊び心を求めて参…
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。従来の化学の誤りを正すべく著され、第一部「質量不変の法則」、第二部「元…
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。カロリック(熱素)についての学「熱学」のアンソロジーとして、ラヴワジエ…
科学技術と社会の関係について長年思索し問題提起してきた著者が、科学技術が何を目指し、何を実現させようとしているのか、それが自分たちの「生」にどのように関わる可能性があるのかを説く。
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。「すべての細胞は細胞に由来する」という基本思想を、栄養の理論、伝統病理…
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