※本作は天野しゅにんたの個人誌作品の電子書籍版となります。【34ページ】おかあさん、ごめん。せっかくおしえてくれたのに。なんか。なんかね。こはるのうんめいのひと、おもってたのとちがったわ。祖母と二人きりで暮らす恋晴は、日々を無為に過ごしていた。そんなある日、運命の人まりあに出会う…
諒の過去を知ったうえで、彼女を抱きしめようとするここあ。あの日、うずくまっていた自分に声をかけてくれた諒。諒がいたから、この仕事を選ぶことができた。2時間で人生を変えてくれたあなたに、いま伝えたい言葉は――。肯定と再生のレズ風俗ストーリーが堂々完結!<第19話 愛されてもいいんだよ>
諒、真。彼女にはいろんな呼び名があった。でも本当の名前は……。母の期待と愛情に応えるため、母の望む通りにふるまってきた幼いころの諒。「本当の自分」は愛されるに値しない、だから、レズ風俗でお客さんの求める「諒」を演じるのも簡単だった。そんな諒の前に現れたのが、あの日、居酒屋のトイレでうずくまっていた倫だった――。諒の過去を知ったとき、倫の取った行動は!?<第18話>
他のレズビアン風俗店のサイトに諒を見つけたことを、店長に言い出せないここあ。諒に会いに行って、どうする? 好きだって言う? 迷惑じゃないかな? このままいい思い出として、キラキラしたものを宝箱からときどき取り出して眺めるような、そんな思い方だってあるよね……悩むここあの背中を押してくれたのは、いつだってあの日の諒だったから――「倫」として、彼女が向かった先は!?<第17話 決めてもいいんだよ>
諒の卒業から半年以上が過ぎた。ここあにも常連のお客様ができたけど、今日はなんだか話したいことがあるみたい。この仕事をしていて気づいたこと――それは、この見た目が、声が、頼りないと思っていた自分の特徴が、人を助けられる力を備えていたこと。そんな「ここあ」にしてくれたのは、諒さん、あなただったんだよ。自分の中にあった「好き」に気づいたここあは――!? <第16話 話してくれてもいいんだよ>
レズビアン風俗「ゆりとぴあ」に飛び込んできた衝撃のニュース、なんと諒が「卒業」してしまう――。理由は? 辞めてもまた会える? 聞きたいことはたくさんあるのに、いざ諒を目の前にすると言葉が出てこないここあ。キャストどうしの連絡先交換は禁止。諒さんが人生を変えてくれたのに、もう会えなくなっちゃうの――? 別れはいつも突然で、切なくて…!<第15話 辞めてもいいんだよ>
レズビアン風俗「ゆりとぴあ」で働くここあに飛び入りの仕事が。今回の依頼は「お泊まりコース」――キャストと12時間一緒に過ごせる長時間コースだ(うち5時間は仮眠)。豪勢なホテルで、お客様と同じベッドで眠るここあ。すると、お客様の泣く声が聞こえてきて――。家族、故郷、しがらみにからめとられるお客様に、どんな夢を見せてあげられる!? <第14話 お泊まりしてもいいんだよ>
鑑賞コースでペアを組んだものの、お客様を満足させられなかったここあと諒。リベンジを誓うここあだが、どうしたら諒のことを理解できるのか思い悩んでいた。そんなここあは、ある「共同作業」を諒に持ちかける。共同作業を通じて、諒との距離は縮まった気がするけど、諒はまだ何か隠しているようで――。ここあと諒の2回戦、はたしてその結果は……!? <第13話 共同作業でいいんだよ>
クビになったキャストの代わりに、鑑賞コースでペアを組むことになったここあと諒。諒と体を重ねるのは、ここあが「ゆりとぴあ」で働くきっかけとなった初めてのあの夜以来で緊張するここあだが、諒の触れ方に違和感を覚えてしまって――。二人は、百合作家だというお客様のリクエストに応えられるのか!? 諒との関係について考えるここあはーー!? <第12話 描いてもいいんだよ>
ここあの本日の出勤は、無断欠勤してしまったキャストの代わり。「もう会えないのかな?」表情をくもらせるお客様に、ここあはお客様とキャストの関係を思う。そして、店長がレズビアン風俗店「ゆりとぴあ」誕生の理由を語る。女性を気持ちよくして女性が気持ちよくなれる、性のユートピアを作りたい。店長の理念に触れた時、行方不明だったキャストが帰ってきて――!? <第11話 懐かしんでもいいんだよ>
私が太ってるから、彼女は他の子を好きになっちゃったんだ――。レズビアン風俗店「ゆりとぴあ」で働くここあの次のお客様は、どうやら体型を気にされているみたい。「人の目なんて気にしないで」って口にするのは簡単だけど、悩んで苦しい自分を変えたくてこのお店に来てくれたんだ。やせてるほうが愛されるって決めているのは、いったい誰? ここあが伝える言葉とは!? <第10話 ぽちゃでもいいんだよ>
他人に見られながらセックスしたことありますか? レズビアン風俗店「ゆりとぴあ」で働くここあ、初めての「鑑賞コース」に挑戦! お客様がキャストどうしの絡みをじっくり眺められる鑑賞コースは隠れた人気コースなのだ! ここあがペアを組むのは、先輩キャストの美瑠さん。お客様に見られているうちに、ここあはだんだん緊張してきちゃって……。「人の視線」についてのエピソード!<第9話 見られててもいいんだよ>
愛し合っている2人なんだから、気持ちよくならないといけないのかな? レズビアン風俗店「ゆりとぴあ」で働くここあの次のお客様は、なんと人妻! 不倫!?と慌てるここあだけど、会ってみると、左手の薬指の指輪も隠さないし、なにか事情があるようで……。パートナーとの愛のカタチ、心と体の「気持ちよさ」について考えるエピソード!<第8話 うさぎさんでもいいんだよ>
※本作は自主制作百合コミック誌『ガレット』で連載された作品の電子書籍版単行本です【183ページ】そのひとは顔がきれいで、女子高だからって、女の子なのに、女の子にすごく、すごーくモテていて(しかもみんなかわいい)いつも何を考えているのかわからない目をしていた。なまえは葛城冬馬。みんなは冬馬くんって呼んでいて、みんなの彼氏だった。冬馬くん第1話~第9話に加えて描き下ろしエピソードも収録した待望の単行本
風俗店のキャストとお客様。「好き」と言ってはいけない関係だけど――。レズビアン風俗店「ゆりとぴあ」のNo.1・慧さんがトラブルに巻き込まれた!?解決しようと奮闘するここあと諒。慧さんを陥れようとしていたのは、意外な人物だった――。好意ってこんなに取り扱い注意なものだっけ?あなたを大事に思ってるって、どうやって伝えればいいのかな。ここあの出した答えとは?<第7話 いろんなカタチでいいんだよ>
ガレット第16号。マンガ、イラストなど様々なジャンルの百合を集めた自主制作百合コミック誌です。『ガレット』No.16- i saw the light –表紙・pen巻頭カラー・天野しゅにんた「アイシテループ∞」センターカラー・浜野りんご「空色メランコリック」#10連載・森島明子「もっと半熟女子」#11・橘田いずみ+百乃モト「リバティ」#15・やとさきはる「あみちゃんの日記」#9<最終回>・森永
レズ風俗を舞台に描く、癒やしと快楽、肯定と再生の物語。レズビアン風俗店「ゆりとぴあ」で働きはじめた倫(ここあ)に、いきなりクビの危機が…!? No.1キャストの慧さんとの写真が撮られていたのだ。キャストどうしの恋愛はご法度。いったい撮ったのは誰?なぜこんなことを?誰かを「好き」って思うのはいけないことなの?諒とここあは真相を探る!
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