君主制がわかると、世界史の流れがわかる! ファラオはどんな仕事をしていた? 古今東西、理想の君主ってどんなひと? ルイ14世はどうして強い王になれた? 君主国が少なくなったのはなぜ?
独裁が崩れるとき民主主義が後退する一方で、台頭してきた権威主義にもほころびが見え始めている。中国では習近平国家主席の退陣を求める異例のデモが起き、ロシアやイランでも反体制の動きが表面化した。それでも独裁は続くのか、あるいは崩壊へとつながるのか。現代と歴史の事例から考察する(『中央公論』2023年3月号特集の電子化)
2022年9月8日、イギリス君主として歴代最長となる70年にわたり在位してきたエリザベス女王が亡くなりました。本誌は、英国民に留まらず、世界中から敬意をもって愛されてきた女王と、英国王室100年の歩みを、貴重な170点以上の写真とともに振り返る、永久保存版のムックです。フィリップ殿下と紡いだ愛、ダイアナ元妃の悲劇と女王の試練、ブローチや帽子で表したお気持ち、英国王室を見守る美しい宮殿・邸宅……。エ
帝国の復活 覇権主義の亡霊ロシアのウクライナ侵攻、中国の膨張、対抗するアメリカ……「帝国」の記憶が薄れゆく21世紀に覇権主義の影がちらつく。これは単なるバックラッシュなのか、それとも新しい帝国の時代が始まるのか。かつて世界史を動かした帝国を問い直し、混沌とした現在を考える(『中央公論』2022年7月号特集の電子化)
辺境の島国イギリスを、世界帝国へと押し上げたのは、七人の「悪党」たちだった。六人の妻を娶り、うち二人を処刑したヘンリ八世。王殺しの独裁者クロムウェル。砲艦外交のパーマストン。愛人・金銭スキャンダルにまみれたロイド=ジョージ。そして、最後の帝国主義者チャー…
1952年に25歳で英国の王位に即いたエリザベス女王。カナダ、オーストラリアなど16ヵ国の元首でもある。W・チャーチルら十数人の首相が仕え「政治的な経験を長く保てる唯一の政治家」と評される彼女は、決して〝お飾り〟ではない。70年近い在位の中で政治に関与し、また…
ルネサンスとともに幕を開け、第一次世界大戦によって終焉を迎えるヨーロッパの近代。アジアやイスラームに後れをとり、その形成期にはさほどの経済力・軍事力を備えていなかったヨーロッパが、20世紀初めには人類の半分以上を支配するに至った。なぜ、この時代に世界を席巻…
日本の「象徴天皇制」をはじめ世界43ヵ国で採用されている君主制。もはや「時代遅れ」とみなされたこともあった「非合理な制度」が、今なぜ見直されているのか? 各国の立憲君主制の歴史から、君主制が民主主義の欠点を補完するメカニズムを解き明かし、日本の天皇制が「国…
植民地を世界各地に築き、「太陽の沈まない帝国」と呼ばれた19世紀イギリス。18歳で即位し、この繁栄期に64年間王位にあったのがヴィクトリアである。後に「君臨すれども統治せず」の確立期と言われ、女王の役割は小さいとされたが、実態は違う。自らの四男五女で欧州各王室…
英国人の心を常に惹きつけてきた、歴代国王や女王の肖像画。いつ、どんな思いを抱え描かれたのか――。史上最強の王室の輩出した誇り高き「役者たち」の素顔にオールカラーで迫る。
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