どうしてこんな時代になったのか?「丈夫な頭」を持つ9名の論者による平成30年大総括平成の30年は、日本の国運が「隆盛」から「衰退」へと切り替わる転換期だった。なぜ30年前に期待されていた「あのこと」は起こらずに、起きなくてもよかった「このこと」ばかり現実になったのか?平成という時代の終わりに向けて、この間に生まれた絶望の面と希望の面を、政治・社会・宗教・自然科学など9つの観点から回想するアンソロジ
世の中の枠組みが大きく変化し、既存の考え方が通用しない歴史の転換期に、中高生に向けて「これだけは伝えておきたい」という知見を集めたアンソロジー。言葉の力について、憲法について、愛国心について、科学的態度について、弱さや不便さに基づいた生き方について……。若者たちがこれからの時代を生き延びるための知恵と技術がつまった、未来へ向けた11のメッセージ。タイトルにある「転換期」というのは、世の中の枠組みが
아이고(アイゴー)、困っています。もつれた結び目を解くために、みなさんの知恵を貸してください。荒れるネット言説、政治のねじれ、歴史修正主義……日韓をめぐるさまざまな事象は、「問題」ではなく「答え」である。11人の寄稿者が考える、日韓相互理解への道すじ。K-POPや韓国コスメ、文学作品の翻訳などカルチャー面での交流が活発な一方、 泥沼化した政治情況につられてヘイトや嫌韓本が幅をきかせる日韓関係をめぐ
少子化・人口減、気候変動、パンデミック……。国力が衰微し、手持ちの国民資源が目減りしてきている現在において「撤退」は喫緊の論件。にもかかわらず、多くの人々はこれを論じることを忌避している。名著『失敗の本質』で言われた、適切に撤退することができずに被害を拡大させた旧・日本陸軍と同じ轍をまた踏むことになるのか?「子どもが生まれず、老人ばかりの国」において、人々がそれなりに豊かで幸福に暮らせるためにどう
コロナ禍による大恐慌は「株式会社」の終焉を招くのか。グローバリズムの終焉は「戦争」をもたらすのか。東インド会社を起源とする500年の歴史から資本主義と国家と株式会社の未来を探る。著者による立教大学MBAや早稲田大学で大好評の講義を書籍化。シリコンバレーでも…
人々はみな「いまだけ」「ここだけ」「お金だけ」という世界を生きるようになっている。そこで効率よく生産し、可処分所得を稼ぐことこそが「よいこと」とされ、それらができないものは弱者として切り捨てられていく。しかし、そういったシステムでは誰もが幸せになることは…
人口減少の主要因とされる「少子化」はなぜ起きたのか?そもそも少子化は「問題」なのか?問題であるとすれば、誰にとってのどのような問題なのか?日本の家族形態の変遷を追いながら、不可逆的に進む人口減少社会のあるべき未来図を描く長編評論。「経済成長神話」の終焉を宣…
平川克美氏の好評セミナー「100分授業」をベースに単行本化。戦前から戦後の日本人が、何を考え、どう変化してきたのか。成長の「残影」と消費の「幻影」とは何だったのか。授業形式で、大衆文化の変遷や、人口構造の変化にともなう家族構造の類型を分析。100年にわたる時間…
東京五輪招致成功から3年。アベノミクスが失敗と言われるなか、成長戦略としての五輪開催は破綻している。新競技場建設、膨れ上がる費用など問題山積のまま。開催万歳の同調圧力に屈しない痛快座談会に、最新語り下ろし鼎談を加えての文庫化。
米国の順調な景気回復を前提に、2015年の世界経済は緩やかな成長を継続する--。こうしたシナリオを大きく崩しかねないリスクが浮上している。原油価格の急落だ。先進国経済にとってはプラスのはずの原油安が、為替市場、株式市場を混乱させている。本書は、週刊エコ…
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