紀元前3世紀、西の辺境小国・秦(しん)。窮屈な宮廷生活を嫌う第4王子の政(せい)は、素性を隠し、街でとある商売をしていた。ある日、政は街の工房で徐福(じょふく)という少年に出会い、彼に興味を持つ。だが、彼らの邂逅は、中国大陸を揺るがす大いなるうねりを巻き起こすことになり――!? 中国初の統一国家を築いた秦の始皇帝と、日本の各地に伝説を残した謎多き人物・徐福の波乱の運命を描くチャイニーズ・グラン・サ
突厥の隠し財産をめぐって、ハルシャ王に狙われ続けるハザク。一方、玄奘は唐へ帰国するための資金繰りに苦慮していた。そんな二人に正法蔵は・・・!? ”平成の西遊記”と各方面で話題の歴史ファンタジー、ついに感動の完結を迎える第4集。
後漢(ごかん)末期。朝廷軍の将軍・曹操に、朝廷への憎悪をむき出しに立ち向かってくる少年がいた。彼こそが諸葛亮孔明―軍師として史上名をはせた天才の、若き日の姿である。諏訪緑が満を持して挑む新世紀の「三国志」!三国時代前夜、乱世を舞台に、孔明の少年期から青年期を描いた第1巻。
長捷・ハザクと西天取経の旅を続ける玄奘は、立ち寄った各地で様ざまな人と出会い見聞を広めるうちに、胸の奥で僧になる決意を固めていた。ところが・・・!?三蔵法師のモデルといわれる玄奘の、若き日を描いた歴史ファンタジー、第2集。
悠久の大河、長江を挟みにらみあう曹操軍と江東軍。水上戦に有利な江東軍だが、数を有する曹操軍に決定的なダメージを与えるに至らず、長期化への不安を抱いていた。そんな折、両軍のあいだで不審な動きをみせる?士元(ほうしげん)。一方、孔明は三国志時代の命運をかけた「赤壁の戦い」を前に、勝利の風を乞う!!
建安20年(西暦215年)。劉備が治める益州の隣国・漢中が曹操に制圧された。。勢いづく曹操軍の進軍を阻むため、孔明は張飛に持久戦を命じ、撤退へと追い込むことに成功する。だがすぐに、曹操軍に脅かされる涼州から出兵要請を受ける。血気にはやる兵士達を前に、孔明はまたも持久戦を提案するが・・・。
曹操軍の進攻から逃れ、民とともに南下してきた劉備軍。強大化する曹操の力に対抗するため、江東と同盟を結ぶことを必至と考える孔明は、まず江東の支配者・孫権の片腕である周瑜のもとを訪ねる。だが、周瑜は曹操への降伏派が多数をしめる文武官たちを自力で説きふせよ、と突き放す―。
ブッダガヤーで夭折した兄・長捷の遺志を継ぎ、玄奘はナーランダーの仏教大学でひとり学問に勤しんでいた。だが、唐への帰国を焦り始めたある日・・・。三蔵法師のモデルといわれる玄奘の若き日を描く人気の歴史ファンタジー、感動の第3集。
琴を司る清原家の御曹司・俊華牙(としかげ)は、16歳ながら遣唐使副使に任ぜられ、乳兄弟の琴職人・春音(はるね)と共に日本を発った。だが、その抜擢には陰謀が!? そして、船は嵐に襲われて・・・。ファンお待ちかねのオリエンタル・ファンタジー第1集!!
憎しみに心を奪われ霊木の琴を手に入れた俊華牙が払った代償は春音の死! そして子孫にまで及ぶ”愛別離苦”という酷い呪いを受けてしまう。やがて日本へ帰る日が近づくが・・・。新展開に目が離せないオリエンタル・ファンタジー第3集!
曹操の勢力が衰えた機を狙い、天下統一のため蜀攻略を急ぐ周瑜に対し、孔明は蜀との同盟こそが良策と考え、ふたりの意見は対立する。そして、荊州を治めていた劉琦が、病の床で自分の亡きあとを劉備に託すと宣言した。その知らせを聞いた周瑜は激怒し、劉備暗殺と共に荊州を手に入れようと企むが・・・。
士元をふたり目の軍師として迎えることになった劉備将軍。孔明は荊州の治安を彼に任せ、急ぎ反乱に揺れる異民族の地へと向かう。同行した朱津(しゅしん)の活躍で、無事和平を締結するも、今度は士元が蜀の地へと赴くになった。一方、西へと進軍する曹操は、漢中の地で勇将馬超と一戦を交えるが―。
後漢末、諸葛亮孔明は、強引に諸侯を束ねようとする曹操から仕官を請われたが辞退した。さらに農民の自主性を重んじ戦いを避けたいと考える孔明は、曹操と対立を深めていく。そして、曹操の攻撃から荊州を守る任にあたっていた劉備将軍と出会い、彼が自分と共通する時代認識を持つことを発見した。
一人娘の細緒を遺し俊華牙が逝って10余年、年老いたナジャが京に姿を現した。彼の目的は霊木の琴を焼き払うこと。そんなある日、俊華牙に瓜二つの少年に出会うが・・・!?愛別離苦の呪いに翻弄される人びとの運命が、さらに交錯する第4集。
並び替え/絞り込み
並び替え
ジャンル
作者
出版社
その他