心に鬼を棲まわせた“独眼竜”伊達政宗の周囲には、かくも、たくましく、そしてたおやかな女性たちがいた――。我が子に毒を盛ったとされる母・義姫、影ながら政宗を支え続けた妻・愛姫、片倉小十郎の姉で政宗を育てた喜多、松平忠輝に嫁いだ娘・五郎八姫、そして真田信繁(幸村…
狙いはただひとつ。伊達政宗の馘(くび)――。四百年の長きにわたり会津を治めながら、相次ぐ当主の早世で嫡流の男系が途絶えた芦名家。常陸の佐竹家より新たな当主として婿養子を迎えたものの、家中に軋轢が生じ、北からは伊達政宗の脅威が迫る。芦名家の行方は家臣筆頭の金…
この結末、すべて想定外にして予測不能!戦国時代に起きた、島津義弘、織田信長、真田昌幸など想定外、七つのストーリーを歴史小説界気鋭の作家たちが描く傑作短編集。歴史に残るような戦国武将は、戦いに勝つべくして勝つのみにあらず。時として味方は寡勢、敵は数倍という…
デビュー作『会津執権の栄誉』が第157回直木賞候補に!ますます注目を集める新人作家・佐藤巖太郎のオール讀物新人賞受賞短篇が電子書籍オリジナルで登場山形藩二十万石の大名・保科正之から呼出しを受けた北町奉行・加賀爪忠澄。保科の頼みは、切支丹の疑いありと訴えられ…
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