ガブリエーレはダンピール“K”と共に過ごすため、見届け人ニポーテとなる決心をした。すると適性を審査するためバチカンから神父が派遣された。折しもフィレンツェではテネブレの気配が…。
友人のパオロが倒れたという知らせに、ガブリエーレは故郷フィレンツェに戻った。幼い頃から正体不明の「黒いもや」が見えたガブリエーレには、パオロだけが同じものが見える仲間だったのだ。そして彼が倒れた原因に心当たりがあって…?
「レガーロ」乗っ取りを狙う早枝子を利用した、織田の企みを阻止した景虎たち。だが新米用心棒で加瀬──景虎に懐いていたナッツの様子がおかしい。皇太子殿下ご成婚に沸く最中、新たな戦いが始まる!
【2014年に舞台化!】昭和30年代・東京。新橋駅近くのホール「レガーロ」には今宵もマリーの歌声が響いていた。閉店後、ボーイの朽木が戦死した友人の名を騙る男に襲われ、ホール係の加瀬とマリーが助けるが…。昭和編、始動!!
直江(笠原)が通う東都大の学生たちの間に広がる「異床同夢」の現象と、霊を呼び寄せるバイオリン弾き。すべては朽木──信長へと繋がっていた。織田側の企みを知るため、景虎は夢の中へ入り込み…?
死の旋律、そして死の船を巡る戦いは終わった。信長は重傷を負い、しばらく静かな日々が続くかと思われたが、景虎をつけ狙う人間が現れる。織田の手の者か、はたまた別の勢力か──!?
織田潰しに奔走する景虎。一方、景虎の命で直江は美奈子と阿蘇を目指す。景虎に惹かれる者同士、共感めいた想いも抱くが複雑な気持ちは変わらない。逃避行を続ける二人は、次第に織田方に追い詰められ……。
【2014年に舞台化!】朽木が去ったレガーロでは原因不明のアクシデントが続く。そんな折、執行オーナーの前に、元歌姫で今は大手プロダクション社長の青木が現れる。狙いはレガーロ乗っ取りだったが、背後には織田の影が…。
加瀬と執行の出会い、笠原の大学生活、マリーが歌い始めたきっかけ、宮路のほろ苦い思い出、医師としての佐々木──現代人として生きる夜叉衆の日常や想いを描いた短編集。雑誌掲載のショート4編も収録。
直江(笠原)が通う東都大の構内で、不発弾が爆発。現場はかつて陸軍の秘密研究所があった場所だった。事件の後から学生たちの間で「同じ夢を見る」現象が広がり、直江は真相究明に乗り出すが…?
重ねた手の温もりに縋っていたのも束の間、一本の電話が景虎に衝撃的な報せをもたらす。笠原家を襲った悲劇。朽木という友を失い、レガーロを辞め、新たな犠牲が生まれ……終わりなき戦いの行方は?
信長の策略により、景虎たちは指名手配犯として追われる身に。そんな中、景虎は美奈子と束の間の再会を果たす。一方、景虎の肉体の衰えと《力(りょく)》の暴走を案じる直江は…?
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