物の修理が得意な骨董品屋生まれの高校生・物部惣一は、ある日、クラスメイトの月野原鞘音が「他人に不幸を撒く力」を持っていることを知る。その呪いのような力を持つがために、他人と距離を置き、空虚な表情を浮かべる鞘音の姿を見た惣一は、彼女を救いたいと思う。そんな時、惣一へ祖父から古い茶釜が届く。その正体は付喪神(つくもがみ)という、道具が精霊と化したものだった。幼い少女の付喪神に「つくも」と名付けた惣一は
骨董品店生まれの高校生物部惣一のもとへ、ある日祖父から茶釜が届く。それは幼い少女の容姿をした付喪神が道具と化したもので、ある特殊能力があり…!? SD小説新人賞優秀賞受賞作!
惣一は、学園祭の実行委員をクラスメイトの姫風紫乃と共にやることになるのだが、紫乃は挙動不審だったかと思えば翌日には社交的だったりと定まらない。実は紫乃の手には付喪神「仮面」がいて…?
つくもと鞘音との日常を楽しむ惣一だが、不運が重なって金欠に陥る。やむなく喫茶店のバイトをはじめ、店長の妹・比良と出逢う。さらにその頃、紙漉家には打ち出の小槌の付喪神が現れるのだが…!?
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