六千石の大身旗本で定火消の黒谷主計介に黒い牙が襲いかかる!北町の若き与力益岡欣吾は義父で老中用人の命を受け、町火消は組の伝次郎らと、三百人の臥煙のたむろする定火消の屋敷に向かった!
変人名物与力の後継は横紙破りの若き婿養子。優しすぎるが凄腕剣士。木場で謎の付け火が続発。新米与力の欣吾は強風の夜、小火の現場で怪しい浪人にいきなり斬りつけられた。炎に刃がギラリと光って…。
北町の名物老与力と麗しき養女に迫る危機。旗本次男坊の剣が唸る。富商の倅が膨大な持参金つきで貧乏御家人の養子に入って間もなく謎の不審死。同時期、同様の養子が刺客に命を狙われて……。
三代将軍家光の世、オランダが台湾を占拠、日本へ牙を向けてきた!台湾へ威力偵察に出航した長崎奉行所の御用船がオランダ要塞に拿捕された。秀吉の遺児・波芝信十郎はこの危機を突破できるか!
江戸時代、日本からタイへ渡った駕籠かきがいた。山田長政。異国で総督にまで上りつめた、謎に包まれた男の生涯を描く歴史長編!駕籠かきからタイの英雄になった男謎に包まれた「波乱万丈の生涯」を描く大河巨編!
関東大乱!足利成氏と両上杉の因縁の対立や、古河と堀越の関東公方が並立するという異常事態を背景に、坂東は数十年にわたる泥沼の戦塵に塗れる。継嗣問題に揺れる幕府が、京を灰燼に帰すことになる応仁の乱に向かうなか、扇谷上杉家の家宰として太田資長(道灌)は、生き残りをかけて戦う。関東一円の調略をすすめ騎虎の将と呼ばれた不世出の武将、太田道灌の生涯を描く戦国歴史大河小説。
関東公方家はもはや滅亡し、坂東の差配は関東管領たる上杉一門が担っていた。その一翼、扇谷上杉家の家宰が太田家だ。太田家の跡取り・資長(後の道灌)は、関東の支配権を巡り勢力を二分する大戦乱のさなかで、合戦の戦略にも在地経営にも突出した才覚を現していく。道灌は、いかに戦い、いかに生き延びたか。坂東を席巻した出来星武将の波瀾の生涯を描き尽くす戦国歴史大河小説!
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