徹底的に庭を見よ!作庭現場のフィールドワークから、庭の造形を考え、庭師の生態を観察し、庭のなりたちを記述していく、新感覚の庭園論がここに誕生!庭師であり美学者でもあるというユニークなバックグラウンドを持つ注目の研究者・山内朋樹の待望の初単著。「紀伊國屋じんぶん大賞2024」第6位!庭を見るとき、わたしたちはなにを見ているのか?庭をつくるとき、庭師たちはなにをしているのか?そもそも、庭のかたちはなぜ
顔文字、絵文字、アスキーアート、スラング、ミーム……気鋭の〈インターネット言語学者〉が軽妙な語り口で紡ぐ、言葉とコミュニケーションの現在地!本書は気鋭の〈インターネット言語学者〉が鋭い分析をユーモラスに語った、デジタル時代の新たな言語学への情熱あふれたガイドブックである。大文字の“LOL”が小文字の“lol”になる過程でどう定義や意味が変化したか、日本で生まれた絵文字がなぜ世界で市民権を得たのか、
なぜ、「怖い」のに「見たい」のか?なぜ、存在しないものを怖がるのか?ここから、ホラーの哲学は始まった分析美学の第一人者であり、映画・大衆芸術(マス・アート)研究の分野でも活躍するノエル・キャロルによる、ホラーの哲学を初めて理論化した革新的かつ体系的著作、待望の翻訳!『フランケンシュタイン』『ジキル博士とハイド氏』『ドラキュラ』『エクソシスト』『オーメン』『エイリアン』、さらにはH・P・ラヴクラフト
フィルム・ノワールの時間を切り刻み、スーパーヒーロー映画にリアリズムをもち込み、スパイ・アクションとSFを融合させる……現代の映画界で最も著名で最も成功した映画監督のひとり、クリストファー・ノーラン。複雑極まりない展開や難解な設定にもかかわらず、幅広い層の観客を虜にする彼の歩みを、長編デビュー作『フォロウィング』から最新作『Oppenheimer』まで追いながら全貌を明らかにします。芸術性と商業性
「彼は悲しんだ」と書いても、読者は悲しまない――感情は「語る」ものでも「見せる」ものでもなく、「引き出す」ものだ!年間150冊以上の小説を売り込む敏腕文芸エージェントが、読者の心を揺さぶるテクニックを徹底伝授。感情を「見せるか、語るか」。小説指南書でたびたび取り上げられるトピックです。ハリウッドの脚本の世界に「語るな、見せろ」という格言があるように、一般的には感情を登場人物に語らせるのではなく、ア
クィア・シネマという「可能性の地平」に向かって−−−−−−ジェンダーやセクシュアリティ、人種に対する規範や制度を問い直し、家族主義や都会主義に抗い、直線的な時間に逆らって歴史を書き直す、気鋭の研究者が照らし出すクィア・シネマの重層性アルフレッド・ヒッチコック、オードリー・ヘプバーン、ジュディ・ガーランド、グザヴィエ・ドラン、セリーヌ・シアマ、田中絹代、三池崇史、美輪明宏、原節子、高倉健……作家、ス
ジェンダー、人種、階級、ジャンル、法、アニメ、シティ、アマチュアリズム……ポピュラー音楽研究の基礎から最前線まで、28の多面的なキーワードと現代的な事例で音楽文化を考え常識を問い直す!近年、学術的な研究領域としての地位を確立しつつある「ポピュラー音楽」研究に関する基礎的な知識を解説しつつ、最新の動向を初学者にも分かりやすく紹介した本邦初の入門書。本書は3部構成になっており、「第1部 基礎編」では、
色は、私たちの脳と宇宙が出会う場所だ。──パウル・クレー青と黒? 白と金?ネット上で大論争を呼んだ「あのドレス」のようにあなたの見ていた「色」が一変する!目からウロコのサイドストーリーが満載の、たのしい色の文化誌私たちは日々、色に囲まれて過ごしています。その日に履く靴、運転する車、壁に飾った好きな絵にいたるまで、あらゆるものには「色」があり、その根底には「意味」があります。色は「見るもの」というだ
どうしたらキャラが立つ?物語のふくらませ方は?読者をキュンとさせるにはどうしたらいい?スランプの解消法は?担当作の累計発行部数4000万部超えの敏腕編集者が、あなたの創作のお悩みに答えます!森下suuインタビュー、編集者座談会も収録!『好きっていいなよ。』、『となりの怪物くん』、『ゆびさきと恋々』、『うるわしの宵の月』……約30年間ヒット作を連発してきたマンガ編集者が、実際にマンガ家やマンガ家志望
記念すべき第1回音楽本大賞の「大賞」&「読者賞」をダブル受賞!「録音」が開く、聴覚の新たな地平木々のざわめきに、都市の喧騒に、民族音楽の背後に、固体を伝う振動に、水中の音環境に、私たちは何を聞き取ることができるのか?実践と鑑賞を通じて、音の可能性を拡張する画期的音響文化論!2000年代以降、小型軽量で廉価なデジタル・レコーダーの登場、そしてSNSの台頭により、フィールド・レコーディングという言葉を
恐れるな、恐ろしくあれ竜、サメ、ゾンビ、悪魔、吸血鬼、巨大生物……人々はなぜこんなにも「モンスター」に惹かれるのか――H・P・ラヴクラフト歴史協会推薦!すべての迷える創作者たちに捧ぐ「人ならざるもの」を描くための導きの書映画、ドラマ、小説、ラノベ、マンガ、ゲーム、TRPGなど、あらゆるジャンル作品に登場する「モンスター」なる異形のものども。本書は、モンスターという「リアルでないもの」を、「もっとも
ミンストレル・ショーからクリス・ロックまで、知られざる一大エンターテインメントの180年史!わかりあえない他者とわかりあうため、社会の矛盾と差別に抗うために、変わりゆく社会と分断のなかでコメディは一体何を表現してきたのか?アメリカを拠点に世界中の舞台で活躍し、フジロックのメインステージにはMCとして出演、2021年フォーブス・アジアの選ぶ「世界を変える30歳以下の30人」にも選出されたスタンダップ
限られた予算で大作映画のような映像を撮るにはどうすればいいだろう?必要なのは《テクニック》と《ギミック》の組み合わせ「ギミック王」の映像作家による超実践的映像制作マニュアル!映画学校に通うことなく、本やネットの助けを借りながら、独学で映像制作の知識や技術を身に付けて活動する、気鋭の映像作家のリュドック(Ludoc)が、自身の経験をもとに、限られた予算においてまるで大作映画のような映像を制作するため
建築と家具の間、未完であること、用途に対する不確定性、見えない開発……「半」であることが建築にもたらす魅力と可能性とは──「抜き差しなる」デザインを目指して奮闘するスキーマ建築計画、待望のものづくり論!作品(夢)と生活(現実)の間に確かに掴み取ることのできる新時代の建築とは何か。初期の代表作「Sayama Flat」において、引き算や誤用という考え方のリノベーションで建築界にセンセーションを巻き起
シリーズ累計22万部突破!小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG……すべての創作者必携の大ヒット類語辞典 第7弾!登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、物語は鮮やかに動き出す本書は創作者にとっての魔法の杖だ。対立がキャラクターに血を通わせ、葛藤がストーリーに生命を吹き込む。──読書猿( 『独学大全』著者)現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあ
アカデミー賞&エミー賞の請負人ロバート・マッキーが物語における「キャラクター」を徹底解明登場人物の本質を問い、創造力に磨きをかける、キャラクター創作術の最新版にして決定版がついに登場!ロバート・マッキーは約40年間にわたり世界中を飛び回り、脚本家、小説家、劇作家、詩人、ドキュメンタリー作家、プロデューサー、演出家を育成してきました。受講者数は10万名以上にのぼり、その中からアカデミー賞受賞者が60
日本アニメーション学会賞2017受賞!さまざまな潮流との接続のなかで新たな「アニメーション」の輪郭を引き直し、その現在と全貌、未来の道行きをも明らかにする独創的なアニメーション史再編の書、堂々の刊行!本書は、世界の短篇・インディペンデントアニメーションの動向に精通し、理論と実践両面においてその最前線に立つ気鋭の論客による、渾身の現代アニメーション論である。巨匠ユーリー・ノルシュテインの代表的作品『
全編語り下ろし、漫画家よしながふみ初のインタビュー本!20時間超のインタビューを通して語られる、『大奥』『何食べ』へと至る幼少期からの歩みと一貫した仕事への思い、日々の生活での気づき、家族という集団に向けるまなざし、これからの展望、そして愛してやまない漫画について……2020年末に完結した『大奥』が第42回日本SF大賞に輝くなど国内外で高く評価され、現在も連載中の『きのう何食べた?』では、ドラマ化
「映画を作るというのは、混沌を整頓しようとしながら、同時に新しい混沌を生み出してしまうことなのです」ポップかつシニカル、そして大胆な脚本。キャッチーな色彩とディテールで構築されたセットや小道具の数々。精巧な構図とカメラ移動で生み出されるマジカルな空間演出。そしてひとクセもふたクセもありながら誰もが愛さずにはいられない登場人物たち……。日本国内のみならず世界中に熱狂的な信者を持つウェス・アンダーソン
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