地すべりに車ごと巻きこまれてしまった黒崎。心にしまった想いを解き放ち、真央は黒崎を追う――「私はあなたしか要らない。だから結婚してください」。嘘の契約からはじまった真央と黒崎の真実の愛の物語、本編堂々完結!
お腹の子どもを守るため、九条家から逃げ出した真央。黒崎はすべてを捨てて真央を捜すが、いたずらに時は経つ――5年後、真央を追い続ける黒崎のもとに、ご主人さまから連絡が…?
大奥様の付き添いで現れた黒崎には、妻がいた――改めてふたりの道はもう交わることはないと受け止めた真央。迎えた結婚式当日、たくさんの人々の祝福とご主人様の愛に幸せを感じるけれど…?
もしかして…妊娠!? 続く体調不良に、不安が募る真央。「すげえ尊くて嬉しくて、一生で一番幸せ」 ――結婚式のリハーサル、感極まって涙を浮かべるご主人さまに罪悪感を募らせた真央は、自身の体を調べることを決意して…!?
結婚式まであとすこし。なかなか減らない体重に苦労しつつも、真央の幸せを願ってくれるリンダ。「もう死ぬまで離してやらねぇってことだから覚悟しろ」 ご主人からも愛され求められ、最高に幸せなはずの真央だけど…?
ご主人さまを幸せにしたい…そう願う真央に寄りそうリンダ。ちぐはぐなふたりだけど仲良くなった…は良いものの、鬼コーチリンダのダイエットに苦しむ真央をご主人は心配して!? 結婚式に向かって幸せな日々を送る真央とご主人だけど…?
ご主人さまを傷つけてしまったことを悔やんで悩み、大リバウンドしてしまった真央! 落胆する執事たちをよそに、ご主人さまは変わらず真央に夢中…! ご主人さまに喜んでもらうため、新入りメイド・リンダとダイエット開始…!?
「弟とはまだシていない?」 奇跡の声が消えていないことに気づいた黒崎は、真央に詰め寄る。逃げ出したものの、その声が暴走! 追い詰められた真央はご主人に「今すぐこの声を消してください」とセックスを迫るが…??
「あなたが自ら望んで私に抱かれるよう、仕向けるまでです」 真央を手に入れようとする黒崎の企み――本当に愛している人とセックスすれば消える“奇跡の声”、もし声が消えなかったら…と不安に駆られるご主人は真央をおいて飲みに行ってしまう。翌朝、女の影を感じヤキモチの気持ちをとめられない真央。それをみたご主人は真央へのいとしさが爆発、セックスになだれ込むが!?
「今日は何があっても、絶対最後までヤるから」 検査入院から帰宅したとたん、激しく真央を求めるご主人。一途な想いにときめく真央だけど、セックスして奇跡の声が消えなければ、この気持ちは「本当の愛」ではないことになってしまう――悩む真央に黒崎がある提案を!?
強引に奪おうとする黒崎を拒絶しながらも、過去の気持ちを思い出し反応してしまう真央の体。「私の想いを拒んだのは、黒崎さんなんですよ」――真央の苦しみを理解した黒崎は一歩引くが、お父様から黒崎の出生にまつわる衝撃の事実が告げられ…!?
帰ってきたご主人と黒崎の父・お父様から告げられる奇跡の声の真実――「本当に愛する人とセックスした時、その声は消える」。もしご主人への想いが足りなかったら…不安に思う真央に対し、真央とご主人の結婚を知ってもなお「私が欲しいのは真央ひとり」そう迫り続ける黒崎は…!?
「もう1秒も待てない」 真央と結ばれようとした瞬間、意識を失ってしまったご主人様。助けに現れた黒崎は、嫉妬心を剥き出しにして真央へ迫る。そして真央の「奇跡の声」に変化が!?
記憶がないはずなのに、突然のキスで真央への気持ちを伝える黒崎。そのすべてを見たご主人は、真央を黒崎から奪い一緒にお風呂へ――「あいつがお前に触ったかと思うと、腹が立つ」 ――ご主人への想いを新たにする真央。ご主人は怒りから一変、一緒にお風呂に入りたいとおねだりされて…!?
「今度こそ、抱くぞ」 ――結婚を誓いながら裏切り深く傷つけてしまったご主人さまに対し、罪を償うことを決めた真央。ともに生活することを決め、ご主人さまの婚約者として黒崎に接するが、記憶を失ったはずの黒崎が真央に接近し!?
恨みを募らせる奥様により、火につつまれる黒崎の別荘。黒崎が大切にしていた写真を守るため動いた真央、必死に助ける黒崎。病院で目覚めると、黒崎は真央の記憶を失っていて――!?
「私の体はもう全部、妻であるあなたのものなんですから」――明日がきたら、嘘の夫婦もおわり。だからこそ、はじめては黒崎さんとしたい。別れを前に求め合うふたりは、ついに結ばれる。一方、黒崎への憎しみを募らせる奥様は、ふたりの後を追い…!?
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