誰もが頭の中に〈電化脳〉を持つ近未来。野球部の桐生はマネージャーの中村から驚くべき提案を受ける。第16回創元SF短編賞受賞作。
人間の言葉を理解できる犬・クッキー、失踪した研究員の行方を追え! 臨港医科学研究所の火事とともに忽然と消えた大郷圭治。彼に飼われていたのは、特殊なキーボードを操って人と言葉を交わす不思議な犬・クッキーだった。「おおさとさん、いきているようにおもう。だから、さがそう」クッキーに励まされた鳴瀬来路子は、大郷がどこかで生きていると信じ、共に追跡(Chase)をはじめる。だが同時に、別の怪しげなグループが
師匠ヘレーの足跡を辿って北の王国を目指すウネン。途中、さまざまな事件に遭遇しながら、旅の伴・モウルとオーリとの友情を深めていく。ある時は、ウネンの故郷の町で自分にしか聞こえない不思議な声を耳にする。また別の田舎町では、ワケありらしき羊飼いの少女ロミと係わることになったり、ヘレーが足繁く通っていたという忌まわしき邪竜の遺跡を訪れたり……。そんな中、ウネンは何者かに連れ去られてしまい絶体絶命の窮地に!
SF短編傑作集第2巻には以下の作品を収めた。短編というより中編と言うべき「時の門(ハインライン)」のほか、「考える葦(ラインスター)」「睡魔(ブラッドベリ)」「対象(ブラッドベリ)」「雪鳴と薔薇(スタージョン)」「トラブル・パイル(カットナー)」「前哨戦(シマック)」「親しき友へ(ヴォークト)」「エラー(アーサー・C・クラーク)」「接触汚染(キャサリン・マクレイン)」の10編である。
SF短編傑作集第3巻には以下の作品を収めた。「もののかたち(ブラッドベリ)}「いつの日か還る(ロジャー・ディー)」「祈り(ベスター)」「観光案内(タッカー)」「モンスター誕生(マティスン)」「サリイはわが恋人(アシモフ)」「操作規則(シェクリー)」「くたばれ スネイクス!(アンダースン&ディクスン)」「過去へ来た男(アンダースン)」「探検隊はおれたちだ(フィリップ・K・ディック)」の10編である。
SFのアンソロジーは各種あるが、本アンソロジーで「往年の」とうたっているのは一般にSFの黄金時代といわれる一九三〇年代後半から五〇年代末くらいを指している。ハミルトン、ヴォークト、アシモフ、ハインライン、ラインスターに始まり、ブラッドベリ、スタージョン、シマック、アーサー・C・クラーク、ベスター、マシスン、アンダースン、ディックという流れである。六〇年代初めにはいわゆるニューウェーブ時代が始まる。
主人公の女の子は病気で入院中のそらちゃん。小学校に行ける日を楽しみにしながら病室で過ごしていたある日、パパとママからスケッチブックをプレゼントされる。お絵描きが大好きなそらちゃんがそこに星を描き、「楽しい夢が見られますように……」と願ったその夜、夢の中で不思議な出会いが。それは夢の世界だけでなく、未来につながる友情の始まりだった。
秩序を乱すアンドロイドから人間社会を守る為に、立ち上げられたのが、アンドロイドバスター。大学生のジュリアの彼、フレディは、そのアンドロイドバスターで、任務に忙しい。しかし、どんどんアンドロイドは増え続け、彼女の友人も両親も気づけば……。そして彼女は世界の真実を知り、変革を決意する──。近未来に何が起こるのか? 大どんでん返しのSFファンタジー小説。
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