日本の開発力を甦らせる知財DX

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あらすじ

低迷する研究開発を救え──。知財システム開発者が説く知財DXの目的------------------------------------------------------いま、日本の開発力は衰退の一途を辿っています。「失われた30年」「空白の30年」といわれるように、イノベーションが進まず低迷が続く日本に、もはやかつての技術大国の面影はなくなってしまいました。本書の著者は国内大手電機メーカーで30年にわたり、研究・開発の現場と知的財産管理の実務に携わってきた経験をもちます。そんな著者曰く、沈みゆく日本の開発力をよみがえらせるためには、革新的な発明を生み出す研究開発の環境を整備しなければなりません。現在、現場の第一線を走り続ける研究者・技術者は無駄だらけの膨大な量の特許調査に忙殺されており、AIやシステムの活用などでDXを推進して特許調査を効率化しなければならないと考えているのです。 本書は知財DXの目的や重要性を提言したうえで、著者が独自に開発した特許調査を大幅に効率化させるシステムについて解説していきます。経営および研究・開発、知的財産管理に携わる人にとっては日々の業務フローを見直すきっかけとなるものであり、最終的には、低迷する日本の発明・開発力を甦らせるための道標となる一冊です。

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