鉄路の果てに

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あらすじ

「だまされた」父が遺したメモを手掛かりに、気鋭のジャーナリストが戦争を辿る。いつの時代も、国は非情だ。本棚で見つけた亡き父の「だまされた」というメモ書き。添えられた地図には、75年前の戦争で父が辿った足跡が記されていた。どんな思いで戦地に赴き抑留されたか。なぜ、犠牲にならねばならなかったか。薄れゆく事実に迫るために、韓国・中国・ロシアへ。国は過ちを繰り返してきた。何度も。これからも。目次序章 赤い導線1章 38度線の白昼夢2章 ここはお国を何百里3章 悲劇の大地4章 ボストーク号5章 中露国境 6章 シベリア鉄道の夜7章 抑留の地8章 黒パンの味9章 バイカル湖の伝説終章 鉄路の果てに

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