黒沼 香月日輪のこわい話

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あらすじ

無邪気に見える子供の心にさえ巣くう「闇」をまっすぐ見据えた身も凍る怪談と、日常と非日常の間に漂う世にも不思議な物語。夜中、読んじゃダメ。怖いけれど懐かしい。きっとあなたのすぐそばにも、奇妙な世界が存在する。放課後の学校で「永遠の鬼ごっこ」をする少女たち、森の奥の禁断の地、海から男を呼び続ける人魚……。無邪気に見える子供の心に潜む〈闇〉や、ふとした瞬間に迷い込んでしまった奇妙な非日常を描いた背筋も凍る作品集。話題の新装版『桜大の不思議の森』の桜大が幼少期に体験した、祭りの夜に起きた不思議を描いた「黒沼」を収録。目次このさき、危険区域~学校のこわい話ランドセルの中たたずむ少女扉の向こうがわ呪い鬼ごっこ  忘れもの聖母黒沼譚の部屋ねこ屋鬼車再見海を見ていたはげ山の魔女人魚の壷海を望む窓辺に春疾風断崖春 茶屋の窓辺にて候文庫版あとがき

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