紀行 星の時間を旅して

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あらすじ

信と愛と希望、徳には自然を超えたものがある。ただ人間によって実践される。もし来週のうちに世界が滅びてしまうと知ればどうするだろうか。この問いに答えられない。いまなお旅を続けている由縁だ。文学・美術をめぐり省察した紀行文。【目次】(1章)人参の種を蒔く[伊](2章)すべて険しい道ばかり ひと握りの土[英](3章)南欧巡礼の道 サンチャゴ・デ・コンポステーラのほうへ[西](4章)アシジからの手紙 聖フランチェスコの庵[伊](5章)矛盾のなかを行く 有島武郎「二つの道」[日](6章)ソールズベリ大聖堂の青い窓 雄鶏とペテロ[英](7章)祭司エテロの娘 ラスキンとプルースト[英](8章)光の記憶を探して セガンティーニとアルプス[伊](9章)静寂 谷間の道を行く[スコットランド](10 章)アイオナ島からの手紙 聖コロンバの旅[スコットランド](11 章)記憶の入江にて マクタガートの絵[英](12 章)スカイ島への旅 ターナーの絵を探して[スコットランド]

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