静夫さんと僕

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あらすじ

何度も呆れるけど、それでもずっと愛してる。「ギギギギ」と笑い、布団の上で飯を食うし、注射と聞くと部屋に籠城ーー変なおじいさんとのちょっとおかしな二世帯暮らし\ファン第一号、清水ミチコ氏が笑い泣き!/ものすごく面白いお義父さん。見つめてる塙さんはもっと面白い。●「はじめに」より「のぶたん!」呼ばれた方へ振り返ると、一人のおじいさんが立っていた。静夫さんだ。静夫さんは、僕と共に暮らすお義父さん。僕は今、都内の一軒家に住んでいる。僕の奥さんと3人の子どもたち、そして奥さんの両親と同居する、いわゆる二世帯住宅だ。静夫さんは1945年生まれ、奄美出身の77歳。長年、東京で自動車教習所の指導教官や、タクシー運転手をしていたけど、数年前に脳梗塞になり、足腰を悪くして糖尿病も患い、いまはゆっくり隠居暮らし中。僕が静夫さんの話をすることで、多くの方が父親を懐かしんだり、温かい気持ちになれるなら、書く意味もあるんじゃないか。そう思うから今、筆をとっている。世の父親の大半は、身内や周りに迷惑をかけているかもしれない。でも、なんだかんだ結局、愛されているはずだ。そんな父親に呆れつつ、苦笑いしている多くの息子、娘さんたちに共感してもらい、多少なりハートウォーミングな気持ちになっていただけたら嬉しい。静夫さんを通して「うちの親父も大変だったな」と、それぞれに思いだし、ひと笑いしてもらえたら何よりだ。

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