中年がアイドルオタクでなぜ悪い!

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あらすじ

「おっさんがアイドルを好きであることを、みっともないと思う必要はない。いや、むしろ胸を張ってもいい趣味だと思う。でも、本当に胸を張るのはどうなのか?周囲に『俺、アイドルが大好き』とカミングアウトすることですら、いささか躊躇してしまうのが現実で、ましてや、履歴書の趣味・特技の欄に『アイドル鑑賞』と書きこむ勇気は、なかなかないだろう。でも、それでいいのだ。心のどこかに“恥じらい”や“うしろめたさ”を抱いていたほうが、間違いなくアイドルを楽しめるのだから! これは子供や若者には味わえない、おっさんならではの特権であり、ある意味“醍醐味”でもある。うしろめたさはドキドキを加速させ、恥じらいはワクワクを拡大させる。だからこそ、大人がアイドルを追いかけることは、途方もなく楽しいし、まさに究極の『大人の嗜み』と言ってもいいのではないか?」(序章より)中年のおっさんであり、夫であり、アイドルオタクであり、同時にフリーライターとして週末になるとさまざまなアイドルの取材に出かけている著者が、めいっぱい自分の恥を晒しつつ、アイドルを“たしなむ”ことの素晴らしさと、そこに生じる苦しみや悲しみを、たっぷりと綴る。著者が追い続けた元AKB48 平嶋夏海との対談も掲載!【著者情報】小島和宏(こじま・かずひろ) 1968年、茨城県出身。1981年、テレビの歌番組で観た伊藤つかさの『少女人形』がきっかけでアイドルにハマる。以後、断続的にアイドルを追いかけてきたが、2004年の結婚を機に完全他界。しかし、雑誌編集者に口…

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