うしろのおしず  龍と姥神

うしろのおしず 龍と姥神

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あらすじ

あなたの行い、見られてますよ。古事記研究者でありベストセラー作家でもある著者の実体験をもとに書き下ろした、市井の人々の日常に潜む、ちょっと怖くて、あったかいお話【奪衣婆 だつえば】三途の川の畔にいる謎の老婆のこと。死んでやってきた者たちの衣服を剝ぎ取ることから、そう称される。剝ぎ取った衣服は、川の畔に立つ大きな木の枝に掛けられる。この木を衣領樹(えりょうじゅ)という。衣服の重さは生前に犯した罪や穢れの度合いで異なり、大きな罪を背負っていれば枝は大きくしなり、軽い罪の場合だと、枝はほとんどしならない。その枝のしなり具合で罪を量られ、死後の行き先が決まることから、奪衣婆は閻魔大王の妻との噂もある……。■本書の内容プロローグ ~死んではならぬ第1章 出会い~姥神~第2章 類子第3章 大工の正司第4章 恋とモトくん第5章 秋世さん第6章 ケンイチ第7章 ジャムパン第8章 少女エピローグ ~あなたのうしろ

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