教養としてのアメリカ短篇小説

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あらすじ

戦争、奴隷制、禁酒法……背景を理解すれば、作品がもっとよくわかる「黒猫」のプルートはなぜ黒いのか? 書記バートルビーはなぜ「しない方がいい」と思うのか? 度重なる戦争の歴史、色濃く残る奴隷制の「遺産」等、アメリカという国、そこに暮らす人々の特異な歴史的・文化的・社会的背景を踏まえて短篇小説を読み解く。これまで主にマイノリティや越境者の文学に注目してきた著者が、メルヴィル、フィッツジェラルド、フォークナー、ヘミングウェイ、サリンジャー等、アメリカ文学の「王道」といえる作家に挑む、アメリカ文学入門の新・定番!〈目次〉暴力と不安の連鎖―ポー「黒猫」屹立する剥き出しの身体―メルヴィル「書記バートルビー‐ウォール街の物語」英雄の物語ではない戦争―トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」共同体から疎外された者の祈り―アンダソン「手」セルフ・コントロールの幻想―フィッツジェラルド「バビロン再訪」存在の基盤が崩れるとき―フォークナー「孫むすめ」妊娠をめぐる「対決」―ヘミングウェイ「白い象のような山並み」人生に立ち向かうためのユーモア―サリンジャー「エズメに‐愛と悲惨をこめて」美しい世界と、その崩壊―カポーティ「クリスマスの思い出」救いなき人生と、噴出する愛―オコナー「善人はなかなかいない」言葉をもたなかった者たちの文学―カーウ゛ァー「足もとに流れる深い川」ヴェトナム戦争というトラウマ―オブライエン「レイニー河で」愛の可能性の断片―リー「優しさ」

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